「人間関係は距離感が9割 驚くほど人間関係がラクになる70のメッセージ 」かさこ
2023/12/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
自分主役の物語を作っていきたい
自分の気持ちに正直に生きよう!ということを伝えてくれる一冊です。著者の経歴を見ると、会社を辞めてアジアを放浪したり、仕事をしながら、ブログを毎日書いて、kindle書籍を何冊も出版しています。自分主役の物語を作っていきたい!という著者の思いが経歴につながっているのでしょう。
他人との付き合い方も、なんでも褒め合うのではなく、なんでも正直に言いあえる仲でよくて、いい人ぶらなくていいと断言しています。イヤなつきあいは、しっかり断るのです。その一方で、目立つといじめられる可能性がありますが、目立っていきたいし、したいことがあるならダメ元で聞いたり、お願いしてみればいいと助言しています。
・嫉妬したら成長のチャンス・・嫉妬した対象においつくために努力する力にかえればいい(p23)
陰口を言う人とはつきあわない
自分の気持ちに素直に生きていると、他人がいろいろ言ってきます。著者は、やったことのない人の批判は無視していいと断言しています。また、裏切られたと思うこともあるようですが、期待しすぎるから裏切られたと感じるだけでそれほど気にすることはないのです。
人との付き合い方では、陰口を言う人にはつきあわない。そして自ら陰口を言わないように気をつけているという。また、特に親しくなければ、できるだけ丁寧に下手にでることで無用な衝突がないく物事をスムーズにすすめることができるというのです。
・束縛する人にろくな人はいない(p86)
自分の気持ちに素直に生きる
現在著者はフリーランスとして、旅行して撮影した写真や記事を提供して稼いでいるようです。簡単に好きなことで稼げるようになったとは思いません。働きながら、どのように今の仕事を構築していったのかのほうに興味が湧きました。
自分の気持ちに素直に生きるためには、人間関係で工夫が必要とわかりました。やってみるとわかるのでしょう。かさこさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・誰が言うかで態度を変える人もいる(p57)
・会いたい人にはできるだけ早く会うようにしたい。いつまで生きているかわからないから(p94)
・いつもひどいのに、たまに優しい時があると、100倍優しく感じてしまう錯覚(p79)
【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
第1章 自分自身と良い距離をとろう
第2章 間違えやすい距離感
第3章 こんな人には距離をとろう
第4章 より良い距離を築くコツ
第5章 新しい世界を切り拓く
著者経歴
かさこ・・・好きを仕事にする大人塾=かさこ塾塾長。ライター=カメライター。国内外で取材・撮影するトラベルライター。20年間ほぼ毎日更新するブロガー。学校などで生き方働き方を話すキャリア教育講演家。電子書籍を200冊以上出版しているKindle作家。1975年静岡生まれ、横浜鶴見在住。中央大学法学部卒業後、1997年から大手サラ金に約2年勤めトップセールスマンに。1999年にサラ金退職後、「深夜特急」に憧れアジアを4カ月放浪。2000年~2012年まで編集プロダクション3社に勤めながら、ホームページ(現ブログ)の毎日更新を続け個人で20冊の本を出版する。2012年2月よりフリーランスに。国内外で取材・撮影をしたストックを生かした記事の提供、写真貸出などを行う。海外旅行43カ国、63回。
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