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「ユーモアは最強の武器である: スタンフォード大学ビジネススクール人気講義」

2024/03/18公開 更新
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「ユーモアは最強の武器である: スタンフォード大学ビジネススクール人気講義」


【私の評価】★★★☆☆(72点)


要約と感想レビュー

一流はジョークも一流

序文をピクサー・アニメーション元社長エドウィン・キャットマルが書いています。ピクサーでは徹夜で仕事をする一方で、夜中にミニゴルフ大会やスクーター競争をしたりしていたという。そうした仕事仲間とマジメに遊ぶピクサーの文化が、面白いストーリーのアニメを作ることを可能にしていたのです。


世界一の投資家ウォーレン・バフェットは、毎年の株主総会で「私が消費したカロリーの4分の1はコカ・コーラから摂取している」などいつもジョークを飛ばしています。どうやらアメリカの一流の人は、ジョークも一流なのです。


その一方で、就職が決まって通勤距離が長いことを揶揄するツイートした人が首になった事例も紹介されています。その場において適切なジョークでなければ、マジメでないと罰せられるのは日本と同じなのです。


面接の場でジョークを言ってのける度胸があるかどうか、さらに、その場において適切なジョークかどうか(p40)

政治家のジョーク

ジョークの事例が多いようで少ない気がしました。政治関連では、オバマ大統領が2011年の一般教書演説で「サケが淡水にいるときは内務省の管轄です。しかし、サケが海水にいるときは商務省の管轄になります・・問題がさらにややこしくなるのは、スモークされたときです」と言ったところは、確かに面白い例です。


同じようにブッシュ大統領が、アメリカ連邦準備理事会(FRB)議長バーナンキが会議で黄土色の靴下を穿いていたのをからかった次の会議のとき、大統領以外は全員黄土色の靴下を穿いていたのは、日本ではありえないジョークでしょう。


サミット最終日の晩餐会では、各国の代表団が余興を披露するのがならわしとなっている・・韓国の潘基文外相が緑のスパンコールのジャケットを着てABBAの曲を歌ったり、ロシアのラブロフ外相が映画「スター・ウォーズ」の悪玉、ダース・ベイダーに扮したり(p226)

ジョークを取り入れよう

話の中にジョークを取り入れましょう。話を聞いている人の記憶に残るのは、途中の面白い話と、最後の話なのです。コメディアンは、ネタ作りと練習に何か月もかけますが、私たちも自分で持ちネタを集めれば、面白い話ができるはず。以前うけたジョークや面白かった出来事を引き合いに出すだけでも、うけるのです。


著者のナオミ・バグドナスはコンサルタントとして働きながら、夜、コメディアンとして勉強しながら活動しているのがすごいと思いました。本自体としては面白くなかったので、★3とします。


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この本で私が共感した名言

・家でパートナーと一緒のときは、ピリッと辛口のトークをする人も、職場のチームのみんなと一緒のときは、軽やかな明るいユーモアにとどめておいたりする(p53)


・スティーブ・リアドンも、「CEOになって悟ったのは、どんなにつまらないジョークを飛ばしても、みんな笑ってくれることだ」(p331)


▼引用は、この本からです
「ユーモアは最強の武器である: スタンフォード大学ビジネススクール人気講義」


【私の評価】★★★☆☆(72点)


目次

序文――ユーモアが私たちを人間らしくする
はじめに――真面目さと陽気さ
第1章 ユーモアの4つのタイプ
第2章 ユーモアの脳科学
第3章 プロのコメディアンのテクニック
第4章 ユーモアを仕事に活かす
第5章 ユーモアとリーダーシップ
第6章 職場で陽気な文化をつくる
第7章 ユーモアのグレーゾーンを切り抜ける
第7.5章 ユーモアは人生の秘密兵器
あとがき――マイケル・ルイスとの会話



著者経歴

ジェニファー・アーカー(Jennifer Aaker)・・・スタンフォード大学ビジネススクールのゼネラル・アトランティック・プロフェッサー、行動心理学者。目的と意義が個人の選択に及ぼす影響や、テクノロジーが人間の幸福や企業の成長にプラスの影響をもたらす可能性に関する研究の第一人者。Distinguished Scientific Achievement Award(科学部門顕著業績賞)、MBA年間最優秀教授賞などを受賞。個人的には、1980年代初めのダンスコンテストで優勝を飾ったのが最大の偉業。


ナオミ・バグドナス(Naomi Bagdonas)・・・スタンフォード大学ビジネススクール講師、エグゼクティブ・コーチ。バグドナスは、劇場の舞台に立ってコメディーを実演し、サンフランシスコ郡刑務所では、レジリエンスを高めるための即興コメディーを教えている。バグドナス家に次々にやってくる保護犬たちは、彼女のことを「お人よしで、おやつをいっぱいくれる人」と評している。


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