「このムダな努力をやめなさい:「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ」成毛 眞

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このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ (知的生きかた文庫)

【私の評価】★★★★☆(80点)


■「偽悪者」って何?
 と思いながら手にした一冊です。


 「偽善者」とは、
 すべての人から嫌われたくない
 と思っている人。


 だから、「偽悪者」は、
 他人の感情を気にせず
 自分のしたいことをする。


 正しいより楽しいを選ぶのが
 「偽悪者」なのです。


・世の中には、100人の知り合い全員に
 嫌われたくないと思う人もいれば、
 99人から嫌われてもたった一人から
 徹底的に愛されればいい、と思う人もいる。
 前者は「偽善者」であり、
 後者は「偽悪者」だ(p27)


■「偽悪者」には、
 世の中が見えています。


 バカは死ななければ
 治らない。


 バカと議論しても
 バカは分からない。


 だから、上司がバカなら
 正論を言って戦うのではなく、
 言っているようにやって失敗すればいい。


 やりたいことは、
 出世してからやるのです。


・ビル・ゲイツからキツく反論されたら、
 「いいけど、その方法は失敗するかもよ?」
 と一言断ってから、彼の望む通りに仕事を進めた・・
 心まで奴隷にならないことが重要なのだ・・
 「この人にはわからないか。しょうがないね」(p136)


■「人は、もっと自分の本能を信じたほうがいい」
 という言葉が印象的でした。


 論理より感情。
 面子より実利。


 強いものには擦り寄り、
 弱く反対するものは叩き潰す。


 成毛さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人に好かれるための努力なんて無意味だ・・。
 好かれる人は何をしなくても好かれるし、
 嫌われる人は何をやっても嫌われる。
 ビジネスにおいては、
 人に「好かれる」必要はない。
 それよりも「信頼される」ことが重要だ(p4)


・ただの「いい人」は
 消耗品で終わる(p29)


・人生は楽しんだもの勝ちだ。
 苦労も自虐ネタにするならいいが、
 どっぷり浸かってしまったら
 人生をムダに消耗しまっている・・
 素の自分でいかに人の記憶に残る人生を
 送れるのかが重要なのだ(p42)


・精神論に振り回されない・・
 我慢しない。
 頑張らない。
 根性を持たない。
 私はこのことを徹底している(p72)


・善人ばかりなら穏やかで平和な家庭になりそうだが、
 実はそうではない・・
 「自分が正しい」と思っていたら、
 お互いに譲らない。
 だから争いが絶えない(p21)


・ムダな努力をしない人は、
 有能な人物を演じるツボを心得ている。
 だから海外で商談するときは、
 ローマ史とシェークスピア、歌舞伎などの
 知識は最低限でも身につけて
 教養のある人を装う(p82)


・残業してまで自分の生活を会社に合わせる必要はない。
 家族を優先して仕事を生活に合わせるのである。
 そもそも、能力のある人なら、
 残業をしなくても定時で帰れるように
 仕事をこなすものだ(p99)


・その人の生き方は、どんなに隠していても
 顔つきに出てしまう・・
 当選を重ねるにつれ人相が険しくなてちく。 
 事なかれ主義の官僚は小狡い顔をしているし、
 金儲けしか考えていない経営者は
 ギラギラした顔つきをしている(p103)


・人は思っている以上に流されやすい。
 だから付き合う価値のないつまらない人間、
 くだらない人間とは距離を置くに限る(p106)


・成功者には共通点がある。
 それは、「後悔しない人間」ということだ・・
 「反省」はしてもいい。
 しかし、「後悔」をしてはいけないのだ(p158)


・国際社会では、日本のように
 誠意をつくした外交など、
 なめられっぱなしである。
 ビジネスにおいて、ものわかりの
 いいだけの上司など最悪だし、
 素直で従順なだけの部下も最低だ(p128)


・(北大路)魯山人はこんな言葉を残している。
 「わかるヤツには一言いってもわかる。
 わからぬヤツにはどういったってわからぬ」
 まさにその通りだ(p137)


・人は、もっと自分の本能を信じたほうがいい。
 人間は、しょせん動物なのである・・
 理性は臆病を生む要因でもある(p170)


・地方で成功したいのなら、
 一度東京に出て資金をつくり、
 ネットワークを築いてから起業したほうが、
 まだ成功する確率は高くなる・・
 運命とは、自らコントロールするものだ。
 この情報化社会ではますますそうなっていく(p187)


・日本では麻生太郎元首相が漢字の読み間違いで
 騒がれ、人気が急落していった。漢字が読めないのは
 困ったものだったが、自分の国の総理大臣を
 あそこまで愚弄するのはいかがなものだろうか。
 連日粗探ししていたマスコミも低俗だが、
 その報道を真に受けて一緒に騒いでいる国民も
 相当な低レベルっぶりである(p173)


・社民党の福島瑞穂でさえ、二億円もの資産がある。
 欲を捨てるべしと説教する僧侶も、
 お布施で豪邸を建て、高級車を乗り回し、
 祇園で豪遊している。お金よりも
 大切なものがあるという人に限って、
 お金に執着している。
 世の中、そんなものだ(p176)


・「面接で、採用するか否かは五分で決めろ。
 五分で決められなければ採用するな」
 これはマイクロソフト本社の方針だった。
 採用なら面接は五分で終了。
 不採用なら一時間くらい話をして
 面接を終える(p100)


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【私の評価】★★★★☆(80点)

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■目次

1章 "努力家"が知っておくべき10のこと
2章 「ムダな努力」と縁を切る、12のルール
3章 仕事は、「ラク」をしないと成果は出せない
4章 ここで分かれる「面白い人生」「つまらない人生」



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