「ローマ人への20の質問」塩野 七生

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ローマ人への20の質問 (文春新書)

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■「すべての道はローマに通ず」といわれた
 ローマ帝国について、
 塩野さんに答えてもらいましょう。


 この本でわかるのは、

 ローマには法と税があった。
 ローマには休日があった
 ローマには社会保障があった。
 ローマ人はお風呂好き。

 ということです。


 紀元前に法と税金が整備されていたのですから、
 すごいですね。


・紀元前123年、護民官に当選していたガイウス・グラックス
 が成立させた<小麦法>・・・国家が一定量の小麦を買いあげ、
 それを市価の半値程度で都市のプロレターリに
 売ると決めた法律です(p132)


■この本の最後の質問は、

 「なぜローマは滅亡したのか。」

 ということ。


 塩野さんは、
 その理由は基本的にはわからない。


 そして、
 なぜ、滅亡したかではなく、
 なぜ、あれほど続いたのかを問え、
 と、いっています。


 わかっていれば、
 どんな文明も滅亡することはない。


 盛者必衰。


 時代に最も適したものが
 繁栄するというのが、
 自然の法則なのでしょう。


・なえローマは滅亡したのか・・・
 私の想像では、所詮はローマ人の気力の衰えに帰すのでは
 ないかと思う。覇気が失われたと言い換えてもよい。(p199)


■ローマ帝国をお手軽に勉強してみるという一冊です。


 気軽に読めましたので、
 ★3つとしました。


 塩野さん、良い本を
 ありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ローマ皇帝の二大責務は安全と食の保証であると、
 ローマ人は考えていた。(p191)


・祝祭日の数は何日であったのか・・・ 
 紀元前一世紀半ばの共和制末期では、
 一年に65日であったというが学者たちの試算です・・・
 紀元二世紀の五賢帝時代というローマ帝国最盛期の
 ローマ人になると、120日前後の休日を享受していた(p140)


ローマ人への20の質問 (文春新書)
塩野 七生
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【私の評価】★★★☆☆(73点)



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