「仕事の夢 暮らしの夢」松下 幸之助

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仕事の夢暮しの夢―成功を生む事業観 (PHP文庫 マ 5-1)
松下 幸之助
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【私の評価】★★★★☆(84点)


■昭和三十年代に書かれた松下幸之助の
 エッセーのような形になっています。


 驚くのは、松下幸之助の見識。


 あらゆる分野について、
 自分の考えを説明しています。


 「わしは小学校も出ていない」と
 いう松下幸之助ですが、
 経済から経営、人の心まで
 その際限のない智謀に驚きます。


・「天は二物を与えず」というが、
 逆に「なるほど、天は二物を与えないが、
 しかし一物は与えてくれる」ということがいえると思う。
 その与えられたものを、
 大事にして育て上げることである。(p66)


■そして、あくまでも
 ポジティブシンキング。


 不景気もけっこう。
 不健康もけっこう。


 辛いこともあるが、
 だからこそ成功するのだ、
 と変換する力を持っているのです。


・肝心なことは「不健康またけっこうなり」という
 気分になることだ。・・・やはり前途に強い希望を
 持つことだと思う。からだが弱いけれども、この仕事を
 したいという強い希望を持つことによって、わが身を
 処する道が開けてくる(p62)


■知見とは、学びながら、
 自分で考えることだと
 感じ入りました。


 そうした集積が、
 人徳や判断力となるのでしょう。


 松下幸之助さん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「まずもうけることから始めよ。
  しかる後に分配しろ」
 これが私の事業精神である。(p134)


・不景気は、まじめにやる人はちっとも恐れる必要はない。
 むしろ不景気の来ることが、自分が見出される契機になる。
 「国乱れて忠臣あらわる、家貧にして孝子あらわる」で、
 不景気になって、まじめな商店も浮かび上がってくるものだ(p113)


・世の中は妙なもので、何でも、
 いいことが三べんつづくと失敗するといわれている。
 昔から勝って兜の緒をしめよ、ということがある。
 なぜそういうことをいうのかというと、人間本来の
 性質として、勝が三べんもつづくと、どうしても
 うぬぼれてきて、油断をするようになる。(p188)


・社会のために、よりよき道義を保つ上には、
 いかなる人といえども、自分を養うだけの金もうけを
 しなければいけない。・・・安い賃金で働けとか、
 安いものを売れとかいうようなことをいって、
 お互いに金もうけのしにくいようなことを奨励するのは、
 貧困街道を走らすようなものである。(p217)


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