「「残業ゼロ」の人生力」吉越 浩一郎

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「残業ゼロ」の人生力

【私の評価】★★★★☆(85点)


■トリンプ・インターナショナル・ジャパンで、
 残業ゼロで19年連続の増収増益を達成した
 吉越さんの一冊です。


 吉越さんの持論は、
 「残業は百害あって一利なし」
 です。


■吉越さんも、昔は残業をしていましたが、
 奥さんがフランス人ということもあり、
 仕方がなく残業のない生活を送るようになりました。


 特に、トリンプ・インターナショナル(香港)では、
 残業がないのが当たり前であったのも、
 大きかったようです。


■私は、私自身もあまり残業をしない
 生活を送っていますので、「それは正しい」と思いますが、
 普通の方は、疑問を持たれるのではないでしょうか。


 「仕事がたくさんあって、そんなの無理」
 「できる雰囲気ではない」
 「そんなことでは出世できない」


■実際に残業をしていると
 どういうマイナス効果があるのでしょうか。


 まず、勉強ができない。
 これでは、仕事の能力アップは期待できません。


 そして、家族との時間がない。
 これで、定年離婚のような悲劇が起こります。


 さらに、三つ目としては、
 退職して仕事がなくなった生活の、
 リハーサルができない。


  ・あえてここで指摘しておきます。・・・
   しかるべき年齢になったら会社を去らなければならない・・・
   そして、仕事を引退したあとも人生は続く(p155)


■このように、残業をしていると、
 今から準備するべき大切なことが
 できないのです。


 現状では、定年となっても家族から邪魔にされ、
 やることもなく、ぼーっとしている人が
 少なくないのではないでしょうか。


■この本では、どうやって残業を減らすか
 詳しく書いてありませんでした。


 それは「「残業ゼロ」の仕事術」という本に
 書いてありますので、
 明日は「「残業ゼロ」の仕事術」をご紹介します。


 大切なことが書いてある本でしたので、
 本の評価は、★4つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・トリンプ・インターナショナル・ジャパンだって、
   完全な残業ゼロを実現するまでには、十年以上かかった(p46)


  ・ILO132号条約には、有給休暇の日数は、
   六ヶ月以上の勤務実績があれば最低三週間、そのうち
   二週間は連続して与えなければならないと規定されています(p92)


  ・私は現役時代から、毎年一ヵ月の休暇をとって
   フランスに行っていました。引退してからは、最初の年が三ヵ月、
   それから毎年一ヵ月ずつ休みを伸ばしていく(p189)


▼引用は、この本からです。

「残業ゼロ」の人生力
吉越 浩一郎
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おすすめ度の平均: 3.5
5 著者のメッセージに素直に共感できる。
5 奥様とのツーショットを含め、全体的に柔らかいイメージ
4 家族の為に働くとは?
1 むなしい人生
3 本生という考え方

【私の評価】★★★★☆(85点)



■著者紹介・・・吉越 浩一郎(よしこし こういちろう)

 1947年生まれ。
 大学卒業後、メリタジャパンなどを経て
 83年にトリンプ・インターナショナル(香港)入社。
 プロダクトマネジャーなどを経て、
 86年よりマーケティング本部長。
 87年代表取締役副社長。
 92年代表取締役社長。
 毎朝八時半に開かれる「早朝会議」をはじめ、
 「ノー残業デー」「がんばるタイム」など、
 効率重視の経営で、19年連続の増収増益を達成。
 2006年、予定どおり60歳で社長を退任。
 吉越事務所を設立。


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