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「「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。」吉越 浩一郎

本のソムリエ 2016/12/15メルマガ登録
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「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。


【私の評価】★★★★☆(83点)


要約と感想レビュー

 トリンプで19年間、増収増益を達成した吉越元社長の仕事の考え方です。


 最近は、出世しても給与は増えないし、責任が増えるだけ。そんな考え方の人が増えているといいます。


 吉越さんは、サラリーマンは、一握りの人だけが役員になり、他は60歳前にお払い箱になる世界。だからこそ、役員いや社長を目指すべきではないのか、と主張します。


・最初から自分の最終目標は社長と決め、若いころからそのための準備をきちんとしてきた人が社長となれば、たとえ思ったような成果は上げられなくても、社長業の醍醐味くらいは味わえるはずだ(p40)


 そのためには、若いころから役員になるための準備をしておく。自分で課題を持ち、それをクリアしていく。自分は自分の目的に合わせて、教育するのです。


 会社が自分を育ててくれるなどと考える人は役員になる資格はない、と断言しています。


大事なのは、目の前の仕事に必死になって取り組むことだ。20代はここ、30代ではここまでと、会社から与えられた目標とは別に自分で課題をつくり、それをクリアすることをひたすら繰り返すのである(p147)


 社長になる人は、社長になれる考え方をしているのだな、と感じました。社長になる準備をし、目の前の仕事で成果を出していく。


 そうした人が増えると、会社も活気が出るんでしょうね。吉越さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感したところ

・上司の指示に従う際も、「自分がリーダーならどうするか」というシミュレーションを常に頭の中で巡らせながら、リーダーシップ獲得のための努力を新入社員のころから習慣づけなければならない(p21)


・特別なことは何もやっていない。すべての情報をオープンにし、課題は何かを明らかにしたら、デッドラインを決め、最後の最後まで追いかけるということを、会社を挙げて妥協を許さずにやった、ただそれだけである(p106)


・私のおすすめは、読書だ・・実績の乏しい人の書いたビジネス書は、とくに疑ってかかるようにしている・・(p139)


・一部の部下が反発して従ってくれないときはどうしたらいいか。まずは、情報の共有化が十分にできているかを疑ってみる必要がある。同じ情報を持てば同じ結論に達する事を信じ、ひたすら説明し、説得に努めるしかない(p187)


・理屈よりやる気を信用して仕事を任せる(p96)


・まず自分の担当するマーケティング部門で早朝会議を始めた・・営業部門にも声をかけ、早朝会議への参加を促したところ、途端に「おまえに何の権限があるのだ」・・と避難の声の雨嵐である・・辛抱強く一人ひとり説得していった(p102)


▼引用は下記の書籍からです。

「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。
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吉越 浩一郎
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★☆(83点)


目次

序章 サラリーマンは「社長」を目指すとうまくいく
第1章 社長を目指して得られたもの―「19期連続増収増益」を達成するまで
第2章 社長を目指すと働き方はこう変わる
第3章 社長を目指すと自然に身につく「9つの仕事術」
第4章 社長を目指すと「逆境」に強くなる
第5章 社長を目指す人の世の中の見え方
終章 日本人とアントレプレナーシップ―『2050年の世界』を破り捨てるとき



著者紹介

 吉越 浩一郎(よしこし こういちろう)・・・1947年生まれ。大学卒業後、メリタジャパンなどを経て1983年にトリンプ・インターナショナル(香港)入社。プロダクトマネジャーなどを経て、86年よりマーケティング本部長。87年代表取締役副社長。92年代表取締役社長。毎朝八時半に開かれる「早朝会議」をはじめ、「ノー残業デー」「がんばるタイム」など、効率重視の経営で、19年連続の増収増益を達成。2006年、予定どおり60歳で社長を退任。吉越事務所を設立。


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