「「売る」ための仕事術」吉越 浩一郎

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「売る」ための仕事術

【私の評価】★★★★☆(83点)


■経営の本を読むと
 社長がまず取り組むべきは
 営業、マーケティングだと書いてあります。


 この本では、現役時代
 19年連続増収・増益を達成した吉越さんの
 営業の考え方を学びます。


 世の中には商品開発について、
 営業より商品開発部、マーケティング部や
 企画部門が強い会社があるらしい。


 吉越さんが強調するのは、まず、
 いつもお客様と接している営業の話を
 聞かなければならないということです。


・私はいつも答えは現場にあると言っています。
 答えのいちばん近くにいる営業が、
 一般消費者が求めているものを咀嚼して、
 こういった製品をほしがっている
 といえるはずなのです(p18)


■そして管理会計は基本中の基本。
 月毎、店舗毎の収支が
 わかるようになっている。


 店舗毎の収支がガラス張りに
 なることで、社員の誰もが
 どこに問題があるのか、
 理解することになります。


 そして、その問題への対策を
 早朝会議で徹底していく。
 実行と反省を繰り返していくのです。


・毎月一日の午前八時には、
 すべての店舗の前月のP/Lが出るよう、
 自社内でソフトウエアをつくり、
 システムを構築しました・・・
 これを見れば、自分のどの担当店舗のどこに
 問題があるのかがすぐにわかります(p90)


■当たり前のことを
 圧倒的なスピードと
 圧倒的な徹底度で行っているのだと
 思いました。


 ホワイトカラーを追い込むと
 言っているように
 仕事に期限を切ってやってもらうのです。
 もちろん定時の時間内に。


 吉越さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・営業から上がってくる報告や意見を、
 他のどんな要素よりも優先して取り入れ、
 それを踏まえたうえで部の方針なり
 やるべきことを決める・・・
 重要なのはお客さんがどう思ったり
 感じたりするかであり、
 そのリアルな情報を持っている
 営業の意見こそ最優先すべきだ(p127)


・私のトリンプ時代は毎週月曜日に、
 本社に各店舗の店長を集めて会議を
 行っていました。そこで出された
 現場からの情報や意見が商品化に
 役に立ったケースも少なくありません(p23)


・何ヶ月も前から準備をしておく。
 問題は先送りせず、会議では
 一つの課題にかけるのは二分。
 判断を下し、決まったことはすぐに実行。
 そしてそれが、完遂されるまで、
 追いかけるのです(p65)


・できないのはトップの取り組み方が甘いのです・・
 トップにはもう一つ大切な役目があります。
 それは、先を見据えた長期的な
 戦略を立てるということです(p67)


・もともと日本のホワイトカラーは、
 時間は無制限にあると思っているので、
 仕事の密度が薄すぎるのです。
 だからデッドラインを決めて追い込めば、
 圧縮するのは訳ないことです。
 私の経験からいえば、たいていの人は
 五倍は密度を高められるはずです(p101)


・仕事ができる人は、やるべきことを
 すべてリスト化し、それをスケジュール表や
 チェックシートに落とし込んで、もれなく
 正しい順番で粛々と行っていきます(p115)


・原因を分析し、対応策を練る・・・
 たとえば展示会が終わったら、
 必ず反省会をやる・・・リスト化し、
 失敗に対しては再発防止対策を
 まとめておきます(p122)


・海外の企業では、管理職には必ず秘書をつけます。
 そして、秘書でも間に合う仕事は
 みな秘書に任せてしまう・・
 自分は安心して自分にしかできない、
 より会社にとって重要度の高い知的な作業に
 打ち込めるからです(p85)


・私は現役時代から、必ず八時間
 寝るようにしています・・・
 仕事に集中し最大限のアウトプットを
 引き出すためには、
 八時間の睡眠は不可欠です(p184)


・仕事というゲーム・・・
 仕事で起きたことはいいことも
 悪いこともそこで完結させて、
 仕事以外の人生には持ち込まないことです(p186)


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【私の評価】★★★★☆(83点)

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■目次

第1章 会社を引っぱるのは営業です
第2章 そのやり方では売れません
第3章 即断、即決、即実行+前倒しを実践しよう
第4章 「売る」ための仕事術を身につけよう
第5章 SUK営業術で高みを目指そう
第6章 吉越式上司の鉄則
第7章 勝てる営業の心得



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