「どんなことでも3週間以上続けられる本」菊原 智明
2018/10/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
30歳当時の著者は、典型的なダメ営業マンでした。資格の勉強、早起き、健康法、お礼状・・何をやっても続かない人間だったのです。そこで著者は、1日1分でできることを始めることにしました。日記として書き始めたのです。
それもノートに3行だけ、1日に起こったいい出来事をメモしていくことにしたのです。「これならできる」という最低ラインを考えて、3行にしたわけです。さらに3行日記を続けるために、工夫をしました。寝室の前のスペースに置いてある机に日記を置くようにしたのです。
・誘惑をする要素はすべて排除する(p74)
3行メモを続けることができると、ちょっとだけ自信が出てきました。そこで30分だけ早く起きて、30分だけ早く出社してみたのです。するとたった30分で何倍もの仕事ができました!朝仕事をするようになって、著者は、過去のクレームを「お役立ち情報」としてお客さまに配布することを思い付きます。
そして1年後には、何とトップ営業マンになっていたのです。ちょっとした三行日記が自信をくれて、その自信によってちょっと早起きして、朝、仕事をちょっとだけやるようにしただけで、大きな成果が生まれたのです。
・試しに会社へ30分早く出社してみました。だれもいない会社は静かで、仕事に集中できます。たった30分早く出社しただけなのにもかかわらず、いつもの何倍もの仕事ができたのです(p30)
そういえば、私も最初は早起きして早朝出社することから始めたのだと思い出しました。早朝出社すると、お昼には仕事が終わってしまうんですよね。このメルマガも朝書いています。菊原さん、同じ道を歩いてきた同志として、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・私は現在、以下のようなさまざまなことを習慣にしています。
・毎日ブログをアップする
・朝4時30分に起きる
・朝1時間、原稿を書く
・毎週1回、メルマガ・・を書く
・毎日のラジオ体操・・
・毎日の読書
・ジョギング
・お礼状を出す
・名刺交換をしたら必ずメールを出す(p2)
・行動した時点でトップ5%に入っている・・「知識はあったとしても、実際に行動する人は5%もいない」(p156)
・自分に対するご褒美を用意する(p108)
・同じことをしている人が多いところへ行ってみる・・・1人でも多くの「同志」をつくろう(p127)
・ラクな形で自分の領域を広げていった・・3行日記→ブログ→メルマガ→携帯メルマガ→執筆(p140)
▼引用は下記の書籍からです。
大和出版
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
目次
序 章 「継続力」が私の人生を劇的に変えた!
第1章 「はじめの一歩」はこう踏み出そう
第2章 「続けざるを得ない仕組み」をつくってみよう
第3章 「マンネリの壁」はこうして乗り越えよう
第4章 1つが習慣化したら、新しい習慣を身につけよう
第5章 「継続力」のある人だけが結局は勝っている
著者経歴
菊原智明(きくはら ともあき)・・・営業サポート・コンサルティング株式会社代表取締役。1972年生まれ。トヨタホームに入社し、「営業レター」で4年連続トップ営業となる。約600名の営業スタッフ中でMVPを獲得。2006年に独立。現在、上場企業への研修、コンサルティング、セミナーを開催。
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