「ライフトラベラー 人生の旅人」喜多川 泰
2013/09/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
旅と人生は似ている、ということを教えてくれる一冊です。旅は何がおこるかわからない。人生も何がおこるかわからないのです。
また旅には、あまり物を持っていけません。人生も、完全な才能を持って生まれるわけではないのです。だから旅のトラブルは、思い出深い経験となるのです。人生も、トラブルで人は成長するのでしょう。
・乗り越える試練が多い旅ほど、充実して楽しい旅になるって、旅をしたことがある人はみんな言うよね(p119)
そうして考えてみると、人生で出会う試練というものは、自分を成長させてくれる機会とわかります。その機会は、自分を成長させ、人生を思い出深いものにしてくれる。
また、人生の中で出会う出来事にはすべてに意味があると考えてみる。目の前にやってきたものには全力で取り組んだほうが幸せに近づけるのです。そう考えると、人生を旅のように楽しめるのかもしれません。
・旅先におけるハプニングは、ふつうなら絶対に経験することができない・・・起こることをすべて楽しむと決めて出かけるから、旅先で起こることがすべて楽しいことになる(p97)
小説形式で読みやすくなっています。旅を楽しみましょう。喜多川さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・旅先ではほとんどすべてのことが<0>だと思っていい・・旅先にある<0>をできるだけたくさん<1>にできれば、素晴らしい旅だったと振り返るだろう・・(p20)
・旅に出ると、いつも目の前にあたりまえにあるものがない・・・そうして初めて、あればあるというのはほんとうにありがたいことなんだって気づけるんだ(p99)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
知哉と夏輝
〈0〉を〈1〉に
どこまでも自由な不自由な旅
〈出会い〉という奇跡
ほんとうの財産
行動の原動力
自由に生きる
いまを生きる
計算よりも情熱
必要なものは違う
いちばん大切な準備
日常の中の宝に気づく
Before Birth トモとナツ
エピローグ
著者経歴
喜多川 泰(きたがわ やすし)・・・1970年生まれ。東京学芸大学卒業後、塾を経営。高校生を中心に英語を教える一方、授業に自己啓発を取り入れるべく研究を続け、執筆活動を開始。
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