「「つらいな」と思ったとき読む本」中谷 彰宏
2011/09/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
■震災の中、義母が読んでいた本。
人は、つらいことがあったとき、
本で救われることがある。
ただ、この本は、
基本的に働くビジネスマンが
「つらいな」と思ったときに
アドバイスするものとなっています。
・チャンスの前には、必ずつらいことが起こるのです(p6)
■やはり、現在の状況は、
自分が引き寄せているというところが
あるものです。
長期を図って、
今、行動する。
その行動が、
今の状況を打開して
くれる一歩となるのです。
・立ち直れる人は、「短くとも10年後はこうしたい」という発想です(p81)
■「つらいな」という状況は
だれにでもあるのだと思います。
あとは、それを
「つらいな」と感じるか、
「また成長できる、ありがたい」と感じるか、
人の心の問題なのだと思います。
中谷さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・努力をして初めて叱ってもらえる(p177)
・「本を100冊読んできてください」という課題に、「えっ、100冊も読まなくちゃいけないんですか」と言う人もいれば、「100冊でいいんですか」と言う人もいます(p53)
・わずかな違いが、圧倒的な違いになる。・・・「あと1%だけ」やってみよう(p141)
・仕事を変えるより、生き方を変えよう(p43)
・掃除ができないなら、掃除ができなくても許されるぐらい仕事をする。(p77)
・一生懸命、本気で働く中で、自分のいいところが見つかります(p80)
・プロというのは、恋愛に置きかえると、「本気」ということです(p45)
・「ただの○○」にこだわるから、仕事・習いごとが面白くなっていくのです(p64)
・板垣退助は、自由民権運動をしている時に抵抗勢力から刺されます・・・その若造の医者は、板垣退助に「自分の好きなことをやっていて刺されたのだから、ご本望でしょう」と言いました(p104)
【私の評価】★★★★☆(84点)
著者経歴
中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。
読んでいただきありがとうございました!
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