「ミリオネアの信用力」マダム・ホー
2011/09/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
アメリカ不動産で財をなしたマダム・ホーさんの一冊。マダム・ホーさんの出会った本物の大富豪は人格者ばかりでした。
大富豪といっても本物とニセモノがあります。本物は、だれに対しても手をさしのべてくれる心温かい人だったのです。
・アメリカはもともとプロテスタント(清教徒)の移民が作った国である・・プロテスタント的価値観とは「信仰」と「勤勉」と「社会貢献」です(p63)
アメリカというと、ハゲタカ、金の亡者というイメージがありますが、それは間違いです。アメリカでも日本でも本物の大富豪は、人格者。
ですから、自分も大富豪になりたければ、「人助け」から始めると良いというのが、マダム・ホー理論です。
・若い時には「カネ、カネ」と言わず、3の「人助け・モード」で動いたほうが、長い目で見ると、あなたにはワンランク上のミリオネアの信用力がついてきます(p151)
人から感謝された分が、お金になって返ってくるということでしょう。マダム・ホーさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「この人はなぜ成功しているのだろう?」と、彼らの良い行いを模範にして、そこから学ぶことが、成功への近道です(p122)
・本書では「お金で買えないものを、どれだけたくさん持っているか?」を「富」の定義とします(p30)
・私にとっての究極の贅沢とは、良い仲間に囲まれて、好きなことができることです(ウォーレン・バフェット)(p179)
・私の家のすぐ近くに一戸あたりの平均価格が2億円の住宅地があります・・週末には子供たちが道路わきに店舗を構えます。おこづかいを稼ぐために、レモネードを売っているのです(p48)
・「タイヤが4つある四輪者(自動車)のような人生・・・
1生活費(日銭、キャッシュフロー)を稼ぐためのメインの仕事
2投資や緊急用に貯金をするためのお金を稼ぐ副業
3キャッシュフローを得るための投資
4キャピタルゲインを得るための投資
5スペアタイヤ(趣味と実益を兼ねた収入源)(p78)
・国民年金+不労所得=労働所得のピーク時の収入と同額にする・・・若い時から資産作りを始めて、定年後に年金と資産からの不労所得があれば、定年前のライフスタイルを維持できるので理想的(p77)
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
マダム・ホー・・・100の不動産を持つアメリカ在住の投資家。神戸のインターナショナルスクールを経て、16歳で私費留学生として単身渡米。南カルフォルニア大学、UCLA大学院修了。インドネシア出身の華僑ダニエル・ホーと結婚後、1億円をつくる。同時通訳として活躍。
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