「世界一愚かなお金持ち、日本人」マダム・ホー
2008/03/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
著者は、付き合っている彼からついにプロポーズを受けることになりました。どこのレストランだろう?どんな指輪だろう?と期待していると、二人は場末のバーガーキングに到着しました。
こんな場所で「ダイヤの指輪」をプレゼントして驚かせようとしているのかしら?と思っていると、彼は、「二人のためにこの店を買おうと思っている」と告白したのです。
・なぜ、夫が婚約指輪の代わりにバーガーキングを買おうとしたか、その理由は、ダイヤモンドの指輪には資産価値がないからです。(p96)
こうした経験から、消費をするのではなく投資することに目覚めた著者は、夫とともに不動産投資を行い、冨を増やしていきます。
最初は、いくつか失敗をしましたが、そうした失敗経験から学ぶことできました。こうした不動産投資で成功している人は、最初は失敗しながら学んでいるという共通点があるように思います。
・1 たいまつは自分で持て
2 お金がからむと、人は変わる
3 借りをつくるより貸しをつくれ(p50)
日本人の得意な物づくりが技術なら、お金づくりも技術だと思いました。働くことも楽しいんだけどな~、と思いながら、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・収入(Active Income)が好調のときに、浪費をつつしみ、万が一に備えて投資をしてきた人々は、収入が下落していっても不労所得(Passive Income)がその分を支えるので、結果的に同じようなライフスタイルを維持できているのです(p24)
・不動産投資をしているハリウッドスターはシュワルツネッガーだけではないのです。元NBAプロバスケットボール選手のマジック・ジョンソン氏も、不動産王です。(p38)
・「若いときに流さなかった汗は、老いてから涙になって返ってくる」(鍵山秀三)(p66)
・日本の政治家は「ウラ金」で儲け、英米の政治家は「不動産」で儲ける(p104)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
著者経歴
マダム・ホー・・・100の不動産を持つアメリカ在住の投資家。神戸のインターナショナルスクールを経て、16歳で私費留学生として単身渡米。南カルフォルニア大学、UCLA大学院修了。インドネシア出身の華僑ダニエル・ホーと結婚後、1億円をつくる。同時通訳として活躍。
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