「あせらず、止まらず、退かず。」中谷 彰宏
2015/05/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
努力は無駄にならない
人生、山あり、谷あり。持って生まれた才能にもよりますが、高いレベルの人は、高いレベルで、低いレベル人は低いレベルで、苦労があるのです。人生に差が生まれるとすれば、山と谷での生き方にあるのではないでしょうか。
著者のアドバイスは、「過去の話より、未来の話をしよう」ということです。成功の過程は、飛行機の飛び方に似て、最初だけ素早く上昇しなくてはなりません。水平飛行に移れば楽なのです。
・「ムダになった努力」が、運になる(p160)
過去の自分と比較
中学校で主席だった人が、一流高校へ入学したら、最低レベルになってしまったとしましょう。ある人はショックで落ち込んでしまう。ある人は、この高校ならこんなものと納得し、努力をはじめる。努力すれば向上し、何もしなければ成功することはないのです。
レベルの高い人の中では、順位が下がるのは当然であり、他人と比較するよりも、過去の自分と比較して良くなることをするべきなのです。それが努力なのです。
・他人と比較するより、過去の自分と比較しよう(p76)
どん底からも何かを得る。そういう人は、ただでは転ばないという強さがあるように感じます。人に否定されても、そんなバカ者を信じてはいけません。この本を読んで、自分を信じましょう。中谷さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「仕事」を、「人生」に置きかえてみましょう・・「まだ残業で仕事をしないといけない」という時・・「まだ人生が終わらない」となります(p62)
・成長する人の共通点は、必ず葛藤があることです。「Aだろうか、Bだろうか」という迷いがあります(p121)
・迷いから逃げ出したい時は、
1 動く
2 迷っているヒマがないくらい、もっとヘコむ(p114)
・交通費にお金をかけている人は、動いている人です・・海外への飛行機で利益が飛んでしまっても、道に肥やしをまいていると考えて動くことです(p141)
【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
あせらず、止まらず、退かず。
「人との出会い」は波と同じ。流れに任せて、乗ってみる。
「成り行き」に乗ることで、チャンスがつかめる
素早く上昇して、水平飛行に移ろう。
運は、勢いにある。きちんと準備しようとすると、勢いが止まってしまう。
動機は、小さくて、くだらないほうがいい。
「考えても、答えが出ないこともある」とわかれば、行動できる。
目的は、あとからついてくる。
行動の制限を取り払ってくれる人を、師匠にする。
成長が、人をドキドキさせる。
著者経歴
中谷 彰宏(なかたに あきひろ)・・・1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立
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