「ターニングポイントに立つ君に―転機でステップアップする50の具体例」中谷 彰宏
2017/01/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
人生とは山あり谷あり。直線もあれば、曲がり角もある。曲がり角をどう曲がるかで人生は大きく変わっていくのでしょう。
著者は谷にあったとしても、ステップアップのための転機であるというのです。
・長く続いていたいろいろなものが終わり始めるのは、自分がワンステップ上がるための転機を迎えているからです。だから、落ち込まなくていい(p23)
曲がり角で注意すべきことは、悪口を言わないことです。曲がり角では、自己弁護のために環境が悪い、周囲が悪いと言ってしまいがち。悪口からは建設的な結果は生まれないのです。
いかに曲がり角を、良い方向への転機にできるのかどうか、考えて行動することなのでしょう。
・「曲がり角」で悪口を言うと、転ぶ」・・悪口は、人生のブレーキになります(p114)
中谷さんの曲がり角は、どこだったんだろうかと思いながら読みました。博報堂を辞めたとき?本が売れ始めた時?どんなことがあったのでしょうか。
中谷さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・曲がり角を走っていく時は、「好き・嫌い」、「気が進む・進まない」というある種の勘を優先しましょう(p50)
・「今、自分は何かを経験し、何かと交流し、何かを学んでいるだろうか」と常に考えながら転機を楽しみましょう(p60)
・「将来やりたいこと」と「今やりたいこと」の両方を持とう(p68)
▼引用は下記の書籍からです。
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
大きな出会いがある時は、「曲がり角」にいる。
「曲がり角」に差しかかると、あらゆることが終わる。
身の回りのものが壊れるのも、「曲がり角」の前兆。
携帯電話から不要な番号を削除すると、身軽になれる。
今の仕事をきちんと終えると、次のチャンスが来る。
きちんと引き継ぎをすると、次のチャンスが来る。
1歩踏み出すと、景色が変わって、道が見つかる。
「曲がり角」は、曲がりながら上がっている。
直線は、どこまで行っても上には上がれない。
どんな小さい仕事でも、誰かが見ている。
同じ質問を2回する人は、アドバイスしてもらえなくなる 他
著者経歴
中谷彰宏(なかたに あきひろ)・・・1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。1991年、独立し、(株)中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から、恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのベストセラー、ロングセラーを送り出す
読んでいただきありがとうございました!
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