「器の大きい人、器の小さい人」中谷彰宏
2015/02/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
■「器が大きい人」とは、
どういう人なのでしょうか。
必ずしも頭が良いわけではない。
必ずしも性格が良いわけではない。
必ずしも口がうまいわけではない。
・器の大きい人は、短所は短所でとっておきます。短所は人間の個性であり、魅力です(p167)
■著者の考える「器が大きい人」とは、
多くの人が納得して付いていく人。
つまり、組織の中だったら
大多数が納得し、動くことのできる
方針を示せる人です。
その方針は必ずしも
正解である必要はありません。
みんなが動くという
事実が大切なのです。
・実社会には、正解はありません・・・求められるのは、「まあまあ納得できる」という「納得感」です(p51)
■なぜかこの人は憎めない。
この人が言うなら、
やってみようか。
そうした人が、人を動かし、
成果を出していくのでしょう。
中谷さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・器の大きいリーダー・・・相手にうまく甘えて、助けてもらったり手伝ってもらうことによって、人間関係ができるのです(p64)
・器の大きいリーダーは「私の責任で、こういうことが起こりました」と謝ります(p88)
・トロフィーを、飾らない。自分が過去にしてきた成功にしがみつかない(p146)
・チームで仕事をする時は、最終的に自分の意見が通らなくても、「決まったからには、一生懸命やっていこう」という姿勢が大切です(p33)
・「自分が一番先に歌うと、みんなが歌いやすいし、会が盛り上がる」と考えられる人が、器の大きい人なのです
・上司がすべてのことに関して部下よりすぐれていなければならないというのは思い込みにすぎません(p174)
【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。
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