【書評】「お金の不安がなくなる60の方法 一生モノの「稼ぎ力」をつけよう」中谷彰宏
2020/03/26公開 更新

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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
稼げる自分になる
中谷さんが教えるお金の不安がなくなる方法は、自分で稼ぐということです。普通の人は、老後の収入は年金と貯蓄だけで、自分で稼ぐことが頭にないのです。勉強して稼げる自分になれば、お金について不安に思う必要はなくなります。
つまり、「ゼロになったらどうしよう」と悩むのではなく、自ら動いて働けばいいということです。「ゼロから始めよう」と考えれば、失うものはないのです。
節約では不安はなくならない。収入を得る勉強をすることで、不安はなくなる(p40)
小さくコツコツ稼ぐ
自分で稼ぐには、コツコツ稼ぐことです。コツコツ稼ぐとは、少人数に対し良いサービスを継続して提供することです。つまり「小さく・深く・長く」すれば、個人でも勝負できるという。
つまり、小さくやるからコストもリスクも小さいのです。もちろん手間もかかるし面倒くさいから、競合がいないのです。
人間には、1サクッとしたい人 2コツコツしたい人、の2通りがいます・・・最後に勝つのは、コツコツする人です(p51)
お金を払ってもらえるよう勉強する
電車の中でずっとゲームをしている人がいます。著者は「ヒマつぶしはお金つぶし」といっています。そのスキマ時間を勉強すれば、稼げる自分になれるのです。
お金を払ってもらえるくらいの自分になろう!そのために勉強しよう!という本でした。まったくその通りで、世の中から求められる自分でありたいものです。中谷さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「有給休暇」ではなく、「勉強休み」をとるのです・・仕事を終えて早く帰るのは、勉強するためです(p72)
・発注がない時にこそ、自分たちのオリジナル商品を研究開発するチャンスです(p117)
・付加価値は、文化の勉強から生まれる・・ギャンブルは付加価値を生み出さない・・ラスベガスはショーで稼いでいるのです・・ショー・ホテル・レストランの売り上げを立てていけばいいのです(p142)
目次
CHAPTER 1
お金の不安がない人は、一から稼ぐ覚悟がある。
CHAPTER 2
お金の不安がない人は、未来への投資を惜しまない。
CHAPTER 3
お金の不安がない人は、安定よりリスクをとる。
CHAPTER 4
お金の不安がない人は、今に全力投球している。
CHAPTER 5
お金の不安がない人は、手放す勇気がある。
CHAPTER 6
自分を信じられれば、お金の不安は消えていく。
【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。
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