「国家の気概」北野 幸伯
2010/07/31公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
無料メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」で、北野さんが主張してきたことをとりまとめた一冊です。歴史と地政学から、現在の状況とこれからの日本の進路を示した一冊になっています。
まず、北野さんの第一の指摘は、現在のアメリカは既に下り坂であり、中国との対立が避けられないということ。そして、中国も日本の政治家を利用して、日本解放の準備を「外国人参政権」で着実に進めているということです。(中国では、「侵略」のことを「解放」と表現するのです)
つまり小沢さんは、日本人には必要な情報を与えず、韓国政府の要請に従って「外国人参政権」を目指している(69%)
北野さんのすごいところは、わかりやすいうえに、予測が的中するということ。では、これからの日本はどうすれば良いのか。それは、本書を読んでもらうしかありません。北野さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・ゴルバチョフに鄧小平のような思慮深さがあれば、「まずは経済発展」「言論・政治の自由はその後で」と考えたでしょう(41%)
「国家の気概」北野 幸伯、パブリッシングリンク
【私の評価】★★★★☆(84点)
目次
第1章 日本が世界にもたらしたもの
第2章 歴史が進化するメカニズム
第3章 一極世界から多極世界への変化
第4章 中国のダークサイド
第5章 自由と平等が勝利する
著者経歴
北野 幸伯(きたの よしのり)・・・1970年生まれ。国際アナリスト。ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学卒業後、プーチン大統領の元ブレーンとともに日露ビジネスコンサルティング会社IMT設立。1999年からメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を発行。イラク戦争、北朝鮮情勢、次はイランなど次々と予測を的中させる。モスクワに28年滞在。2018年、日本に帰国
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