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「雑談力」百田 尚樹

2016/12/28公開 更新
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雑談力 (PHP新書)


【私の評価】★★★★★(93点)


要約と感想レビュー

永遠の0」「海賊とよばれた男」といった素晴らしい小説を書いている、百田さんは雑談が好きらしいのです。


百田さんは、書くより話すほうが100倍好き。その雑談の技術は、どうなっているのでしょうか。それは、放送作家で修行した人らしく、すべらないように事前の準備をしっかりすることです。百田さんは普段から、面白い話やネタを仕入れて、ストックしているという。


小説も同じように、事前の情報収集が大切であるという。小説を書くためには、インプット量を増やす」ことが必須なのです。100インプットして三くらいアウトプットできれば上出来だというのです。


・「つかみ」に無神経な作家に、面白い小説が書けるわけがない、と思っています(p24)


すべらない話は、やはり「ネタ」と「つかみ」と「構成」が命だという。


ネタ」は事前に準備しておく。そして「つかみ」で聞いている人の興味を引く。あとは、ちゃんと起承転結で落ちをしっかりすればいいのです。


・人の興味を惹く方法の一つに、質問から入るという方法があります(p29)


雑談の方法というより、この本自体が百田さんの雑談でした。また、それが面白いのです。百田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・自分の話したいことを、聞く方の身になって話す(p97)


・80歳まで生きた場合、一生涯で交通事故で死傷する確率は、二分の一だということです。意外に高い数字に驚きます(p194)


・「従軍慰安婦」の問題も「南京大虐殺」と同様、デマから生まれたものです・・・この問題も南京大虐殺と同様、発信は朝日新聞です。(p219)


▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★★(93点)


目次

第1章 人を引き付ける話をする技術
第2章 その気になれば、誰でも雑談上手になれる
第3章 こんな話に人は夢中になる
第4章 親友とする真面目な話



著者経歴

百田 尚樹(ひゃくた なおき)・・・1956年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。他の著書に『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)等多数。


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