「感情を出したほうが好かれる」加藤 諦三

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感情を出したほうが好かれる―「対人関係」に自信がつく本 (知的生きかた文庫)

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■著者の加藤諦三さんは、若い頃は小心者で、
 人に気に入られたいために、
 依頼を断れない人間でした。


 その結果、多くの仕事に追われ、
 自分の大切な用事を後回しにしなくてはならず、
 最後には、過労で倒れました。


 ・気の弱い人は嫌われることを恐れて、
  軽く扱われることを選んでいるのである。
  どんなに相手の要求に応えても
  決して好意を得ることはない。
  もちろん尊敬など決して得られない。(p182)


■加藤さんは、仕事上、
 心理学を学ぶことができたため、
 自分を出すことで、
 世界が変わるということを知りました。


 いやなことを言われたら、
 「それはいやです」
 「できません」
 と言うことで、
 新しい世界が開かれたのです。


 ・立派に行動したら好かれるという考え方が
  間違っているのである。
  せいぜい自分にふさわしい程度の立派さでいいのである。
  相手の言動がいやなときには、ストレートに
  「それはいやです」と言ったほうが好かれる。(p33)


■生きていくうえで、
 大切な内容の本だと思いました。


 日本人であれば、
 だれでも自分を犠牲にしてまでも、
 頑張らなければならないと
 考える傾向があるように思います。


 しかし、相手にとって良いことでも、
 それが自分の幸せにつながらないことであれば、
 それは決して自分の人生に
 プラスとはならないのかもしれないのです。


 ・暗い顔をして「私さえ我慢すれば」と
  言っている母親は日本に多い。
  しかし、その我慢こそ家族を
  不幸にしているのかもしれないということを、
  母親達は考えたことはないようである。(p146)


■本としては、くどい感じもありますが、
 「自分を出す」
 「自分を尊重する
 という大切なことを
 教えてくれる一冊です。


 ★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・人を喜ばせて、
  自分も嬉しくなければ
  その好意はウソである
(p100)


 ・自分を抑えることで人に気に入られようとしている人間は、
  ずるい人間にとっては都合がいい
  周囲にはそのような利己的な
  人間が集まる。気が弱い人のほうは、
  皆にとって都合がいい人間になることで
  気に入られようとする。(p43)


 ・やたらにご馳走すること。
  いい仕事をまわすこと。
  誰に対しても金離れのいいこと。
  何に対してもイエスと言うこと。
  それらのことで相手の心をとらえることはまずない。
  結果は逆である。軽く見られてしまう。(p123)


 ・自分から明るい人を求めていきなさい(p190)


▼引用は、この本からです。

感情を出したほうが好かれる―「対人関係」に自信がつく本 (知的生きかた文庫)
加藤 諦三
三笠書房
売り上げランキング: 17955
おすすめ度の平均: 4.0
4 自分の気持ちに正直に...
5 誰に対しても内省のきっかけを与えてくれそうな本
1 くどい繰り返し
3 狙いとしては良い。
5 感情を出そうと思います。

【私の評価】★★★☆☆(75点)



■著者紹介・・・加藤 諦三(かとう たいぞう)

 1938年生まれ。東京大学、ハーバード大学研究員などを経て、
 現在、早稲田大学教授。
 心理的側面からよりよい生き方を示唆する著作が多い。


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