【書評】「アメリカインディアンの教え」加藤諦三
2014/06/12公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
アメリカインディアンの教えを目次にして、加藤先生が心理学の視点から解説をしてくれる一冊です。
子供のときに形成された人格は、大人になってもそれほど変わりません。
のび太のような人はのび太であり、ジャイアンのような人はジャイアンであり続けます。
他者否定的な人は、こんな自己否定的な人と親しい関係を結びます・・・そして自分に忠誠を尽くす人以外には・・・まちがってもその人たちを嘲笑ったりしません。要するに、彼らは自己否定的な人を「なめている」のです・・・弱いものいじめをしているのです(p56)
ジャイアンは、弱い者には強い態度に出ますが、母親には服従しています。正しいから攻撃するのではなく、相手を見て攻撃しているのです。
つまり、のび太をなめている。弱い者いじめをしているのですね。
これはジャイアンは母親から否定され、自尊心を傷つけられたところを他人を攻撃することで埋めようとしている。かわいそうな人であり、まったく迷惑な人だと思います。
いつも「ダメだねー」と批判された子どもは・・・他人を攻撃することで、自分への失望と戦おうとするのです(p24)
「三つ子の魂百まで」というように、幼少期の親の育て方の影響は大きいと思います。
はじめての子育ては難しいでしょうが、子供を信じてあげることでしょう。
加藤さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・子どもがしたいことを励ますのであって、親が子供にさせたいことを、やるように励ますのではないのです(p89)
・子供というのはおそらく親の直接のお説教よりも、親の生き方から学ぶのです(p98)
・地上最大の小売業者になったウールワース・・・さんざん苦労して失敗を重ねて自信を失っているときに、母は彼をだきしめて「絶望しては駄目だよ、いつかはお金持ちになるからね」と言ったそうです(p109)
・親から認められた人は黙っていても自然と自分を好きになるのです(p182)
ニッポン放送出版
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします
第2章 敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います
第3章 ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります
第4章 ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります
第5章 心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります
第6章 はげましを受けて育った子は自信を持ちます
第7章 ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります
第8章 公明正大な中で育った子は正義心を持ちます
第9章 思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます
第10章 人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします
第11章 仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます
著者経歴
加藤諦三(かとう たいぞう)・・・心理学者。1938年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。ラジオの「テレフォン人生相談」パーソナリティーを半世紀担当。
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