「天国までの百マイル」浅田 次郎

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天国までの百マイル (朝日文庫)

【私の評価】★★★☆☆


●主人公の安男は40歳。


 バブル時代に不動産で儲けたものの、
 バブル崩壊で金も家族も失った、
 落ちぶれた中年男です。


 友人の会社にやっかいになりながら、
 給料の30万円はすべて別れた妻に仕送りし、
 その日暮しをしています。


●そして、心臓病を患っている主人公の母が、
 心臓パイパス手術が必要とわかると、

 安男は、千葉の天才的な心臓外科医のところまで、
 母を自分の車で搬送します。


 (これが160km、百マイル)


●ありきたりのテレビドラマのような設定ですが、

 安男を思う母の思い

 女手一つで家族を育てた母の生きざま、

 安男を励ますいい女マリの恋心、

 そうした人間模様が、
 なかなか泣かせてくれます。


●やはり、浅田 次郎の小説は泣けてしまいますね。

 ( 小説だからこそ書けることがあるんだな・・・ )


 そう感じながら★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・だめだめ。前歯が欠けていると運が逃げるって・・・(p218)


▼引用は、この本からです。

天国までの百マイル
天国までの百マイル
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浅田 次郎
朝日新聞社
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おすすめ度の平均: 4.5
4 なにもかも
5 ストレートに行動する
5 もう止まりません

【私の評価】★★★☆☆



■著者紹介・・・浅田 次郎 (あさだ じろう)

 1951年生まれ。
 1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞受賞。
 1997年『「鉄道員』で直木賞受賞。
 2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞を受賞。
 その他著書多数。


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