2005年2月アーカイブ

金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ― 起業家精神から富が生まれる
ロバート キヨサキ シャロン レクター 白根 美保子 林 康史 今尾 金久
筑摩書房 (2002/03/20)
売り上げランキング: 8,243
おすすめ度の平均: 3.59
5 指南の書
3 私にはむずかしい
4 勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変える
(評価:★★☆☆☆)66点


●投資家とは一種の知識労働者だと思います。情報を集め、分析・判断し、
 そして投資を決断します。もしその行動が間違っていれば、その責任は
 自分がとるわけです。


●投資を危険と感じるのは、その判断の結果が直接自分に返ってくる
 からでしょう。


 ・投資をすることは危険ではない。コントロールできないことが危険
  なのだ(p18)


●そういう意味で投資とは、自分との戦いであり、現実との戦いと言え
 ます。いかに現実を知り、自分の状態を知ることができるのかという
 ことです。


 ・バブルの語源となった南海泡沫の投機熱に巻き込まれ、財産の大部分を
  失ったアイザック・ニュートンは「天体の動きは計算できても、人々の
  狂気は計算できない」と言ったとされている。(p40)


●投資の結果とは、いかに社会にとって有益な会社を応援しているかどうか
 の神様からの成績書なのかもしれません。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・きみが自分のアイディアを富に変えようとし始めると、たくさんの人が
  『きみにはそんなことはできない』と言ってくるだろう。きみのすばら
  しいアイディアを殺すの最大の敵は、考え方がせまく、限られた想像力
  しか持っていない、そういう人たちだ(p13)


 ・お金持ちになりたかったら、たくさんのお金を作り出すためのプランを
  持たなくてはいけない。それと同時に、実際にお金を儲ける前に、儲け
  たお金で何をするか、プランを持たなくてはいけない。(p268)


 ・洗練された投資家は富から生じる社会的責任を認識していて、富を
  社会に還元する。(p188)


「金持ち父さんの投資ガイド上級編」ロバート・キヨサキ、シャロン・レクタ筑摩書房(2002/03)¥1,995
(評価:★★☆☆☆)66点


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粉飾国家
粉飾国家
posted with amazlet on 06.01.01
金子 勝
講談社 (2004/07/21)
売り上げランキング: 12,579
おすすめ度の平均: 4
4 国を理解するためのヒント
4 無責任体制下の年金制度
3 恐怖をあおっているだけなのはどっちか?
(評価:★★☆☆☆)

●一時期、年金制度がテレビや新聞で取り上げられたことがありますが、
 結局、社会保険庁のひどい実態が注目されるだけで、本質的な対応は
 保険料率の引き上げ、国庫負担の拡大など小手先の内容に終わりまし
 た。


●本来ならば、年金というものは民間でもありますから、普通に運用
 するだけでも、税金を投入したりする必要はなく、逆に利益さえ出る
 経済活動のはずなのです。それがなぜこうなってしまうのでしょうか。


 ・何よりも年金制度の最大の問題点は、政府自らの見直しとして、給付
  財源のあてのない「未積立金」が四八○兆円(厚生年金四三○兆円+
  国民年金五○兆円)もの規模に膨らんでいることにある。(p19)


●今の状況は、国の年金が、年金といいながらも、実際は「ねずみ講」の
 ように、若い人からお金を集め、年齢の高い人に配分しているだけと
 いうことがばれてしまったのだと思います。


 ・いまの年金制度は、まるで潰れそうな会社そのものである。つまり、
  潰れそうになった会社が利益を上げるために「製品価格(保険料)
  を上げる一方で従業員に支払う給与(給付額)を下げれば、利益が
  上がるだろう」と安易に考える。ところが、そうするとますますその
  企業の製品が売れなくなり、顧客は逃げてゆくのだ。(p25)


●松下幸之助は、本来、国の経営がしっかりしていれば、毎年お金を残す
 ことにより基金ができ、その基金の利息だけで国家を運用できる無税
 国家さえ可能であると考えていました。


 ・年金官僚たちは「再び問題が表面化する頃、自分たちはリタイアして
  いるから責任を問われることなどはないだろう」とタカをくくってい
  るとしか思えない。(p47)


●本来、商人として政治とは一線を画してきた松下幸之助が、晩年「この
 ままでは日本はダメになってしまう」という思いで、松下政経塾を設立
 したのもこの現状を素直に直視したからではないのでしょうか。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・政府・日銀は、永遠に自ら国債を買い支えなければならなくなって
  いるのだ。(p62)


「粉飾国家」金子勝、講談社(2004/07)¥735
(評価:★★☆☆☆)


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トヨタ式最強の経営―なぜトヨタは変わり続けるのか
柴田 昌治 金田 秀治
日本経済新聞社 (2001/06)
売り上げランキング: 64,989
おすすめ度の平均: 4
4 トヨタが強い本当の理由
3 有名なコンサルタント柴田氏の本
5 組織開発にとりくむHR担当者への一冊

評価:★★★★★)93点


●私がこれまで読んだトヨタ本のなかで一番現実味と具体性を持った
 一冊でした。文句なしの5星となりました。


トヨタ生産方式の特徴は継続的改善ですが、コンサルタント金田さんと、
 企業風土改善のコンサルタント柴田さんの組み合わせが、その改善活動
 を行う場合にどのような問題が発生し、どう対処していくべきなのか、
 具体的で説得力のあるものにしています。

 ・このように「トライ」は、現場側からすれば本来は願い下げの作業
  である。言い出し屋とヒラメキエンジニアがいくらすばらしいアイ
  デアをまとめ上げても、トライで協力してくれる仲間がいなければ、
  この改善活動は終わってしまう。したがって、この協力してくれる
  仲間集団をつくり上げる仕組みが大切となる。(p49)


●私も会社で改善活動を推進する立場として、勉強会を開催したり、改善
 案を検討したりしていますので、その対応方法には、「そうだよね」と
 共感するものが多々あります。
 
 ・トヨタはこの人材確保の仕組みの一つとして「自主研」と呼ばれる
  インフォーマルな組織づくりの仕組みを作っていった。(p66)


●改善活動を続けていくためには、人間と仕組みの両面で改善活動が
 推進されるような工夫と努力が必要なのです。

 ・「気楽にまじめな場」では、お互いに「自分」というものを話す
  機会が多い。「自分」というものを振り返りながらしゃべる、と
  いうのは意外に満足感をもたらすものなのだ。(p210)


●私、個人的には、改善活動をサポートしてくれる人間をいかに探し、育て、
 増やすかが、今後の重要な課題になっています。

 ・本当に単なる不満屋なのか、それとも仕事のことを思ってのことなの
  かを見抜くことが決定的に重要だ。(p190)


●協力してくれる人を探し、目標をはっきりとさせ、各自の創意工夫を
 取り入れて組織として改善を推進する。

 ・トヨタ自動車と普通の会社の違いでいちばん大きなものを挙げると、
  「そういうことは業界常識ではできるはずがない」というような、
  ある意味ではとんでもないテーマが提起された場合、2章でも述べた
  ように結果として多くの人が「よし、まずやってみよう」という行動
  を起こすことである。(p196)


●最後に、トヨタはすごいと思いました。しかし、同じ人間が作った組織
 であり、一歩でも近づくことはできるのではないかと感じました。


●組織のなかで、改善活動を進めようとしている人に絶対お奨めできる
 一冊です。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・トヨタではこの作業改善を積み重ねても、段取り替え時間は半分の
  一時間にするのが精一杯だった。このような現場の状況下で大野
  工場長は、段取り替え時間時間三分を前提とした生産方式に移行
  させる手を打った。三分に近づけなければ、工場の生産が混乱して
  みんなが「困る」状況をここでも作っている。(p47)


 ・人間というものは面白いもので、自分が創意工夫する余地が少しでも
  あれば、実際にはかなり多くが上から教えてもらった方針であっても、
  すべて自分がやったような雰囲気でやることができる。(p177)


 ・「この部門の方向性をいちばんわかっているのは君だと部長が言っ
  ていたけど、どうしてまだ若い君がいちばん知っているの?」
  「では逆にお聞きしますけど、どうして部長とか役員にそれがわかる
  と言うんですか。わかるはずがない。わかるのはわれわれなんです」
  (p109)


「トヨタ式最強の経営」柴田昌治、金田秀治、日本経済新聞社(2001/06)
¥1,470(評価:★★★★★)93点


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「話しの通じない相手」への頭のいい対応術
ヴァレリー・ピエース 岡本 千晶 中島 孝志
イースト・プレス (2004/05/26)
売り上げランキング: 140,413
おすすめ度の平均: 4
4 浅く読むも深く読むも読み手しだい
(評価:★★★☆☆)


●非常に実践的な一冊です。15年もサラリーマンをやっていると、人を
 説得する技術、会議をリードする技術は必須のものであることが身にし
 みていますから、過去の経験が走馬灯のように思い出されました。


●まず、上司に対しては「私はあなたを理解していますよ」というメッセ
 ージを送ることが大切です。そのうえで、こうすればあなたのメリット
 になるという点を強調すれば、話は早いでしょう。


 ・「イエス・アンド式」で答えたほうがずっと受け入れてもらいやすい。
  「ええ(Yes)、あなたが迅速な仕事を重要視しているのはわかり
  ます。それなら(And)、この方法を試せば、あなたのスピードは
  さらにアップしますよ(p74)


●そして、会議ので最終兵器は「質問」です。レベルの低い人にとっての
 質問はお願いでしかありませんが、意識して使う質問は相手を自ら自分
 の目指す方向に導く魔法の杖になります。


 ・「自分のほうが間違っているかも」という気持ちになった場合、その
  状態を放っておいてはいけない。そのような結論や決定に達した経緯
  を証明してほしいと相手にうながそう。くれぐれも相手のほうに明確
  な説明をさせること。その逆になってはいけない。(p80)


●私も部下に「ちがう」と反論されてカチンときたとき、対応が分からず
 に沈黙したことがありました。こうした場合は、「どこがちがうんでし
 ょうか」とか「もう一度言ってもらえますか」などとやんわりと質問する
 のがいいのでしょう。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・必ず論点に立ち返ること。悪口のせいで注意をそらしてはいけない。
  (p103)


「「話の通じない相手」への頭のいい対応術」ヴァレリー・ピアース、
イースト・プレス(2004/05)¥1,470(評価:★★★☆☆)


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福の神になった少年―仙台四郎の物語
丘 修三 村上 豊
佼成出版社 (1997/01)
おすすめ度の平均: 4.8
5 泣けた、笑えた、いっき最後まで読んでしまった^^;
5 『「福の神になった少年」by丘修三』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆
5 ■純愛ブームの次にくるものは…
(評価:★★★★★)90点


●仙台の町を歩いていると、だいたいの商店には少年の写真が飾ってあり
 ます。そのニターッと笑った粗末な少年が仙台四郎です。


●四郎は、明治初期に仙台の町に生きた実在の人物です。単に知恵の
 遅れた子どもだったようで、四郎バカ、しろばかと呼ばれていました。


●しかし、知恵遅れの四郎の周りに不思議なことが起こります。興味本位
 でお店の前をほうきではいたり、水をまいたりしているうちに、四郎を
 歓迎してくれる店は繁盛し、そうでない店は潰れていくのです。

 ・このしろばかがよくいく店はよ、みんな繁盛してるでねえの。
  (p47)


●四郎には知恵はありませんでしたが、素直な心がありました。雰囲気の
 よい店と悪い店がわかったのでしょう。
 
 ・四郎は自分をかんげいしてくれる店とそうでない店を、直感的に
  見分けるようになった。(p21)


●この素直な心というものは、だれでも持っているものです。ただ、
 成功とか幸せとかを考える頭のなかの自分がその存在を見えない
 ようにしているだけなのです。


●この本を読んでいて、相田みつをの言葉を思い出しました。
 

  花には人間のような
  かけひきがないからいい

  ただ咲いて
  ただ散って
  ゆくからいい

  ただになれない
  人間のわたし

(「こころの暦(ミニサイズ)ひとりしづか」相田みつを美術館)


●仙台四郎を通じて、素直な心、そして四郎の生きた明治という時代
 を考えることができました。深く考えさせてくれる一冊です!


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・戦いに負けた会津藩は豊かな会津盆地を取り上げられ、当時は人も
  住めるところではなかった青森の下北半島に、藩をあげて移住させ
  られた。(p133)


「福の神になった少年」丘修三、佼成出版社(1997/01)¥1,835
(評価:★★★★★)90点


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安藤百福の一日一得
安藤百福の一日一得
posted with amazlet on 06.01.04
石山 順也
ロングセラーズ (1988/09)
(評価:★★★☆☆)

●カップヌードルといえば日清食品。インスタントラーメンの発明者であり、
 日清食品の創業者である安藤百福氏の生き様と考え方をまとめた一冊です。


 ・人のやらないことをやれ。やれそうもないことをなし遂げるのが仕事
  というものである。(p22)


●やはり、創業者というものは、常人とはちょっと違った思考回路がある
 ようでです。常にチャレンジを考えているのです。


 ・企業はチャレンジしないと、同じ所に止まってしまう。人間も同じで
  ある。(p82)


●チャレンジだけすべてではないでしょうが、チャレンジにより後に残る
 ような仕事ができる可能性が高まるのは確かです。


 ・人間は、自分の仕事を通じて社会のため、会社のために、何か足跡が
  残るような仕事をしなければならない(p28)


●安藤百福は深く調べてみる価値のある人だと思いました。関係書籍を
 手配してみます。請うご期待。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・高い山の後には必ず深い谷が待ち受けている。目の前に谷があること
  を知れ(p38)


 ・器にあらざる者が分不相応の地位につくと、企業を破滅に導くもと
  になる。上に立つものは自らの器を知るべし。(p202)


「安藤百福の一日一得」石山順也、KKロングセラーズ(1988/09)
¥1,152(評価:★★★☆☆)


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「気の小さい人」が仕事も人生もうまくいく―達人が書いた仕事人の生き方・学び方
金児 昭
あさ出版 (2003/09)
売り上げランキング: 172,741
おすすめ度の平均: 3
3 タイトルがちょっと...
(評価:★★☆☆☆)

●「気の小さい人」とありますが、実は堅実な人と読み替えたほうがいい
 でしょう。なぜなら、一つひとつの仕事をしっかりやっていく人が著者
 なのです。


 ・「判子」には心があらわれる・・・判子を一回、一回ちゃんと押すと、
  自然と伝票一枚、一枚をきっちりと見ていくことになる。(p26)


●堅実な人は、だれに対しても変わりません。社長に対して言うことと、
 新入社員に対して言うことは、表現は変わるでしょうが、基本的には
 同じなのです。


 ・大事なことは、「変わらない」ことである。・・・どんな部門の人と
  でも、地位や役職にとらわれることなく、変わらず同じ行動をとり、
  同じことを言い続ける。(p82)


●信越化学工業の経理担当常務としてバブル時代にも財テクに一切手を
 出さなかったように変わらぬ姿勢を貫く著者に感銘を受けました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・水泳の平泳ぎで世界記録をつくった北島康介選手のコーチは、北島
  選手のことを「努力する才能がある」と評していた(p116)


 ・私は役員室も秘書ももったことはない。(p172)


「「気の小さい人」が仕事も人生もうまくいく」金児昭、あさ出版(2003/09)
¥1,470(評価:★★☆☆☆)


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オリソン・スウェット・マーデンの黄金の技術(スキル)―自分らしい成功を見つけるためのヒント
リチャード・H. モリタ Richard H. Morita
フロンティア出版 (1999/05)
売り上げランキング: 249,450
おすすめ度の平均: 5
5 源流をたどる過程

評価:★★★☆☆)79点


●マーデンといえば成功法則の元祖的存在ですが、本書も成功法則の教科書
 的な一冊となっています。


 ・成功するためにどうすればいいのかを考える前に、自分にとっての「幸
  福な人生」「豊かな人生」がどんなものかをイメージし、そうした人生
  を送りたいという目標を明確にしていただきたい(p3)


●成功法則の本で大切なのは、どうしても積極的な考え方ができない!
 という人へのアドバイスでしょう。


 ・世の中には何か問題に直面した時、「そんなことはとてもできない・・
  ・」と尻込みをするタイプと、「私ならできる!」と自ら進んで挑戦す
  るタイプの二種類の人間がいます。(p33)


●一般によく知られている自分に自信を持つための技術としては、自分の
 潜在意識に「自分はできる」と思い込ませることです。


 ・自分自身を強く信頼せよということです。できれば声をあげて、自分に
  向かって宣言してみましょう。「自分はできる」と心を込めて自分に
  宣言するのです。(p36)


●それができないから困っているんだよ、という人もいると思いますが、
 まずはやってなくては始まりません。いろいろやってみて、自分に合った
 方法を見つけるのが大切だと思います。


 ・失敗とは、あともう少し続けていれば、あともうちょっと工夫すれば
  という手前で、それを投げ出しあきらめてしまった状態です。(p47)


●成功するまで頑張れば成功する、とよく言われますが、自分に合ったもの
 を見つけるまで頑張れば見つかるのです。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・現在の文明は、人びとが批判した、かつての夢想家たちが、
  最初に自分の夢の中でつくりあげたものなのです。(p20)


 ・あなたの熱意を目上の人に認めさせるには、自分の義務を積極的に
  拡大解釈し、進んで責任を引き受け、普通の人の何倍も働くことです。(p118)


「オリソン・スウェット・マーデンの黄金の技術」リチャード・モリタ、
フロンティア出版(1999/05)¥1,680
(評価:★★★☆☆)79点


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『メルマガ』成功のルール
高橋 浩子
明日香出版社 (2003/05/13)
売り上げランキング: 59,525
おすすめ度の平均: 3.86
5 「ただ」で資産を構築したいあなたへ
3 精神論はよくわかるが…
2 ありきたり
(評価:★★★☆☆)

●メルマガを発行している人は同じような体験を通じ、同じような考えを
 持つのだな、と思いました。


 ・「メルマガ・ハッピー・サークル」
  お客さんが喜ぶ→お金が入るチャンスが増える→自分への投資→自分
  も楽しい→交流→時間的・経済的ゆとり、精神的な余裕→いいものを
  作る→質の高いメルマガの配信→お客さんが喜ぶ(p19)


●この「メルマガ・ハッピー・サークル」は本当です。メルマガを書くと
 必然的に自分の勉強になり、メルマガから収入が発生して、これをまた
 自分に投資していくことになります。


 ・「広告収入」や「仕事に結びつけばいいな」という思いも最初から
  あったそうだが、一番の目的は「自分の勉強のため」だという。
  (「経営戦略考」森英樹)(p143)


●今年、確定申告のために去年の収入と支出を計算してみると、ほぼ
 収支0になりました。つまり、年間の書籍代40万円はカバーできた
 ことになります。


●サラリーマンということもあり、広告を打たないで、わざと収支を0に
 しているということもありますが、会社が傾いても、広告を打つことが
 できるという精神的余裕があるのはうれしいものです。


 ・まずは無料メルマガをやって、読者数を集めることですね。いきなり
  有料からはじめる人もいますが、あれは無謀ですよ。「セクシー」は
  3万人くらいの時にはじめました。(「セクシー心理学!」)(p203)


●これからメルマガをはじめる人は、このようなメルマガ・ノウハウ本
 を読んだほうがよいと思います。メルマガを発行すれば読まなくても
 経験はできますが、事前に読んでおけば失敗の可能性を低くすること
 ができるはずだからです。


 ・お話を伺った成功組のみなさんは、実に「ネタ切れの危険性の少ない
  テーマ」を上手に選んでいらっしゃいました。(p248)


●まずはメルマガを発行してみる、そこから始めてはどうでしょうか。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・目標達成の近道は、具体的な数字をあげ、それを毎日意識することだ
  (「営業マンは断ることを覚えなさい」石原明)(p133)


「『メルマガ』成功のルール」高橋浩子、明日香出版社(2003/05)¥1,365
(評価:★★★☆☆)


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あなたはナンバーワンになれる―脱サラホストが明かす「もう一人の自分」の創り方
頼朝
河出書房新社 (2003/09)
売り上げランキング: 83,005
おすすめ度の平均: 4.33
5 会社での成績アップに繋がる内容
4 何の理由も無く、ナンバーワンにはなれない
5 自分を売る為に相手に合わせて変化させ成功
(評価:★★☆☆☆)


●歌舞伎町でナンバーワンホストの頼朝さんの一冊です。借金返済のため
 にサラリーマン兼業で飛び込んだホストの世界で、ドンペリコールや
 ポーズ写真など独自の手法でその地位を確立しました。


 ・肝心なのは、「こうしよう」とか「こうなったらいいなあ」という
  程度の持ち方ではなく、「絶対こうなる」と決意すること。そして
  大目標は二年目ぐらい。小目標は半年後に置いて、そこから「今
  やらなくてはならないこと」を逆算していくのです。(p35)


●ホストの世界は甘いものではなく、ビジネスである以上、結果を求めら
 れるわけで、重要なのはなりたい自分になる技術なのかもしれません。


 ・自分を変えたいと思っている人は、ぜひ「理想の自分」を作って、
  声に出してみてください。(p105)


●それに、ホストの世界でも組織である以上、人を育てる技術が必要である
 ことは、サラリーマンの世界と変わりがないようです。


 ・地位は人を変える力がある。一番大事なのは、そういう人の才能を
  引き出すことです。(p54)


●しかし、読んでいて何かが足りない、何かが・・・。ということで星2つ
 となりました。あなたはこの本を読んでどう感じるでしょうか。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・僕たちホストの仕事は「人に夢を与える仕事」と形容されたりしま
  すが、僕は「ホストは夢を見る仕事だ」と思う。お客様からいっぱい
  もらったり作ってもらうからこそ、夢のない人に分けられるのです。
  (p36)


「あなたはナンバーワンになれる」頼朝、河出書房新社(2003/09)¥1,260
(評価:★★☆☆☆)


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斎藤嘉則の現場イズム
斎藤 嘉則
東洋経済新報社 (2004/10)
売り上げランキング: 24,275
おすすめ度の平均: 4.75
5 現場イズム
5 宝の山が宝に見えていない人?に
3 問題解決プロフェッショナルと比べると感激は薄いです。
(評価:★★☆☆☆)67点


●コンサルタントの齋藤嘉則さんが活躍中の人をインタビューするという
 企画の一冊です。インタビューですから、その人選が命です。


●この本の中で、この人は本物だなと感じたのは、「龍虎殿」オーナー
 シェフのりん くんびさんと、縄文アソシエイツのヘッドハンター古田
 英明さんです。


●りん くんびさんにも吉田英明さんにも共通点があります。それは、
 がむしゃらにやることを推奨しているということです。


 ・“やみくもに頑張る”ことから始まる(古田英明)(p194)


●松下幸之助は「まず汗をかけ、そして知恵を出せ」と言っていました。
 まず、現場で汗をかき、現場を肌で感じることが大切だというのです。


 ・朝起きるのから皿洗うことまで、何でも修行で一番を目指している
  うちに、いつのまにか包丁も一番に握らせてもらっていましたね。
  (りん くんび)(p38)


●そういう視点で見ると、厚生労働省の政務次官の方のお話は、人間の
 レベルを測るうえで参考になります。


 ・以前、厚生労働省の政務次官の方にお目にかかる機会がありましたの
  で、「とにかく一日でもうちの病院に泊まってみてください」と言っ
  たんです。・・・でも、「大体わかっていますから」という答えでし
  た。(土屋繁文)(p72)


●やはり、プロである以上、現場の風を理解できる人間になりたいもの
 です。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・オープンしたてはオペレーションが慣れていないからどこに何がある
  かわからない。当然サービスは不本意な結果で終わる。そこで不愉快
  な思いをされたお客様は二度とこない。だから、最初は何しろ静かに
  オープンしようと。(りん くんび)(p43)


「齋藤嘉則の現場イズム」齋藤嘉則、東洋経済新報社(2004/10)¥1,680
(評価:★★☆☆☆)67点


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強運道―御縁と人徳の法則

(評価:★★★☆☆)


●読書普及協会の理事長である清水さんの話のネタを集めた一冊です。
 読書普及協会の理事長だけあって、読書というものを分かっている!
 とてもうれしくなりました。


 ・あれぐれエの方たちになれば、本のタイトルを見ただけで、中味が
  どんな本かっていうのはたいていおわかりさ。でも、それを承知の
  上で読み続ける・・・。どうしてか、わかりますかい?
  「感覚がズレてないか」確認しているんですよ。(p129)


●なぜ読むのか、どう活用するのかという清水さんのアドバイスは
 値千金のはずです。


 ・だからに、「本を読んだら即実践!」
  理屈考えずにやるんです。マネしてみて、うまくいかなかったら、
  自分なりの方法に改良していくんでさあ。(p143)


●さあ、さあ、もう読むしかありませんね。実は私は読書普及協会の会員
 なので、だいたいのネタを知っていたので★3となりました。ネタを
 知らないあなたならきっと★4でしょう。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・ズバリ「人のために本を読む」って方法なんです。


強運道―御縁と人徳の法則
清水 克衛
総合法令出版
売り上げランキング: 66587
おすすめ度の平均: 4.5
5 読めば行きたくなります。
5 心にしみます♪
1 すばらしい自己満足!
5 買わなきゃ損ですよ
5 著者の清水さんの世界

(評価:★★★☆☆)


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I am a man.―チームワークと顧客第一主義がポイント!奇跡のレストラン「カシータ」の作り方
(評価:★★☆☆☆)


●六本木に愛と感動のレストラン「カシータ」を運営する高橋滋さんの
 サービスに対する思いをまとめた一冊です。


●世界の一流のホテルやリゾート、航空会社のサービスに感動し、同じ
 レベルのサービスを提供するレストランの運営を目指しています。


 ・スタッフがどれだけ一生懸命であったかは、どうでもいいことなの
  です。最終的にお客様が満足感を得られるかどうか、もっと端的に
  言えば、また来ていただけるか、それがすべてなのです。(p58)


●特徴としては、実際にスタッフを一流リゾートに行かせて、本物を体験
 させ、本物のサービス、気配りを目指しているところです。


 ・伝わらない気配りは、気配りがなかったと同じ(p145)


●本としては、精神的なものが多く、サービスのノウハウというよりは
 レストランのPR的要素が大きいと思いましたので星2つとなりました。
 

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・よい仕事をする人たちはみんな、とても素敵な人たちばかりです。
  ・・・そう言えば、素敵な人たちはみんな素敵な笑顔で歩いていま
  す。(p71)


I am a man.―チームワークと顧客第一主義がポイント!奇跡のレストラン「カシータ」の作り方
高橋 滋
オータパブリケイションズ
売り上げランキング: 10636
おすすめ度の平均: 3.5
5 いいです!!
1 素直な感想を書かせていただきます。
2 高橋サンの度量
5 究極のサービスについて
4 サービスについて考えさせられる本

(評価:★★☆☆☆)


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仕事と人生に生かす成功のヒント333
カリン アイルランド Karin Ireland 中島 孝志
ダイヤモンド社 (1998/03)
売り上げランキング: 1,568,118
おすすめ度の平均: 4
4 社会人デビューの後輩へどうぞ
(評価:★★☆☆☆)


●本書は、米国人の著者が、ビジネスと人生で成功するためのヒントを
 333個集めたものです。ヒントとは、こんな感じです。


 ・いつも自信と力に満ち溢れている人などいない。実際に成功するまで
  は、自信ありげに見せかけろ。そうすれば、人はあなたがうまくやっ
  ていると見るようになり、いずれはそのとおりになる。(p11)


●その他いかにも米国らしいヒントが多いのですが、米国でも上司が人事
 のキーマンであることには違いがないようで、上司に関するヒントには
 共感するものが多くありました。


 ・人が昇進する理由は二つある。能力が優れていると見られるか、ポス
  トにふさわしいように見られるか、である。いずれも、本当の能力と
  ポストには無関係である。(p133)


●世界、どこでも組織があれば、上司がいる。勤め人として組織の中で
 生き抜く知恵には共通のものがあります。


 ・机上の仕事より、まず人とのコミュニケーションを優先すべし。
  それが上司ならなおさらだ。(p40)


●評価としては、言葉を羅列しているだけというイメージがありましたの
 で、星2つとなりました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・上司や同僚、部下に対して何か言うべきかどうか迷ったら・・・・
  「やっぱり言おう」という決断はあとでもできるが、言わなかった
  ことにすることは絶対に不可能だ。(p132)

「仕事と人生に生かす成功のヒント333」カリン アイルランド、
ダイヤモンド社(1998/03)¥1,260
(評価:★★☆☆☆)


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強育論-The art of teaching  without  teaching-

(評価:★★★★☆)83点


 ・「計算練習をしなさい!」「漢字の書き取りをやりなさい!」と頭
  ごなしに命令するのは、「身体にいいから食べなさい!」とたまねぎ
  を生のまま丸ごと食べさせようといしているのと同じです。(p53)


●著者の教育方針は、この一言に集約されています。教えて、訓練する、
 ということはしません。反対に、何も教えず、ポンと問題を出して
 考えさせる。


●つまり、問題はいわゆる「クイズである」という認識です。クイズなら、
 解き方を先に教えられたら面白くありません。


●そして、正解すればポイントがもらえます。


 ・授業中に問題が一問解けると一ポイント、テストでは十点取れると
  一ポイントが加算され、二百五十ポイント獲得すると級が一つ上がる
  という仕組みになっています。(p46)


●クイズ番組で中学校の入試問題を出すことがありますが、それと
 同じことを著者の塾ではやっているわけですから、楽しくない
 はずはありません。


●私も勉強しろ、とは一言も言われずに育った人間ですので、著者の
 教育方針には全面的に賛成です。「高校への数学」の宿題を必死に
 考えていた中学時代を思い出しました。


●★を一つ落としましたが、「有名学校に進学する人間が優秀な人間だ」、
 というような著者の考えに抵抗感を感じたためです。入った大学は
 その人のレベルの参考程度にしかならないと思います。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・睡眠時間は絶対に削ってはいけない。(p35)


強育論-The art of teaching  without  teaching-
宮本 哲也
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004/03/17)
売り上げランキング: 6,185
おすすめ度の平均: 4.44
4 読みやすくておすすめ
5 私も反省
5 教えないで教える!

(評価:★★★★☆)83点


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自己を生かす―私はできる
B. スイートランド Ben Sweetland 桑名 一央
創元社 (2003/07)
売り上げランキング: 131,968
おすすめ度の平均: 5
5 簡潔
5 やる気がみなぎってきた。
5 とてもわかりやすいっ!!
(評価:★★★★☆)

●自己啓発本というものは、だいたい中身というのは同じものです。
 自己を知る、プラス思考、イメージング、目標設定などおなじみ
 だと思います。


 ・目標のリストにもう一度たちもどろう。今度は、紙の上に書かれた
  言葉をただ読むかわりに、自分がそのひとつひとつを実際に持って
  いるさまを心に描くのである。(p107)


●それでは、自己啓発本を選ぶ基準は?と言われれば、切り口であったり、
 読みやすさであったり、説得性であったりするわけです。


●そういう意味でいうと、この本は、教科書のように自己啓発の技術を
 網羅しながら、そうだよね、とググッと私の心を引っ張り納得させて
 くれるというまとまりのいい一冊ということで★★★★にしました。


 ・したいと思っているなどということはだれでも言うことだ。大事な
  ことは、今すぐ始めることだよ。(p23)


●手元にあるのは、昭和44年発行のものですが、全く古さを感じ
 させません。それとも、最近の本に新しさがないのでしょうか。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・億万長者の最大の資産は、彼が成功を意識していることである。言葉
  をかえて言うなら、自分は成功するだろうということを知っている心
  の状態にあることである。(p86)


「自己を生かす」ベン・スイートランド、創元社(2003/07)¥1,575
(評価:★★★★☆)


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ボロボロになった覇権国家(アメリカ)

(評価:★★★★★)93点


●これだけ歴史の本や小説を読む私でも、学校での歴史の授業は嫌い
 でした。

 ・アメリカは、理由があるから戦争をするのではない。
  戦争をしたいから理由を探すのである。(p31)


●それは、歴史の授業といっても、単に過去にあったことを暗記し、
 年号を暗記するだけだったからです。

 ・第二次大戦前、日本はアメリカの計画どおり、徐々に追い詰められ、
  包囲され、先制攻撃を行うように誘導されていきました。(p215)


●そのような授業を受けるくらいなら司馬 遼太郎の文庫本を読んでいた
 ほうが、ずっと楽しく、興味深く歴史を考えることができたのです。

 ・国が自滅したり、衰退したりする主な理由は、「経済が破綻すること」
  なのです。もっと具体的に言うと、「財政が破綻する」。(p52)


●「歴史」は重要な知識ですが、それをどうとらえるのか、ということは
 それ以上に重要です。

 ・この国がなんとか回っているのは、ドルが基軸通貨だから。他の通貨
  が基軸通貨になると、アメリカは間違いなく滅んでしまいます。
  (p41)


●それは「現状」をどう認識するのか、ということでもあります。

 ・日本は「独立国家」ではない。日本は「アメリカ幕府の天領」
  なのです。(p213)


●卒業生の半分は外交官、半分はKGBというロシア外務省付属モスクワ
 国際関係大学を卒業し、カルムイキヤ自治共和国大統領顧問になった
 著者の国際関係の見方には一見の価値があります。

 ・一方的な見方をしてはいけない。真実は立場によって異なるから、多角
  的な見方をするようにしなさい(プーチン大統領のブレーン)(p16)


●本のレベルとしては、メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の2倍
 面白いと思えばいいと思いますので、買うことを考えた人はメルマガの
 バックナンバーを参照してみてください。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・日本はアメリカにとって、とても大切な国です。経済面では、日本
  からの資金が止まれば、アメリカ経済は明日にでも崩壊する。・・・
  ですから、アメリカのいうことに100%反対したり100%聞いた
  りする必要はないということです。(p248)


 ・アメリカ政府は、意図的に、アメリカ本土が攻撃される代わりに日本
  が攻撃されるように、軍を再編成している。(p254)


ボロボロになった覇権国家(アメリカ)
北野 幸伯
風雲舎 (2005/01)
おすすめ度の平均: 4.43
5 国際情勢に疎い私でもよく分かった本
5 国民が待ち望んでいた本
5 とても面白い

(評価:★★★★★)93点


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