「「話の通じない相手」への頭のいい対応術」ヴァレリー・ピアース
2005/02/22公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(78点)
●非常に実践的な一冊です。
15年もサラリーマンをやっていると、
人を説得する技術、会議をリードする技術は
必須のものであることが身にしみていますから、
過去の経験が走馬灯のように思い出されました。
●まず、上司に対しては
「私はあなたを理解していますよ」
というメッセージを送ることが大切です。
そのうえで、こうすれば
あなたのメリットになるという点を
強調すれば、話は早いでしょう。
・「イエス・アンド式」で答えたほうが
ずっと受け入れてもらいやすい。
「ええ(Yes)、あなたが迅速な仕事を
重要視しているのはわかります。
それなら(And)、この方法を試せば、
あなたのスピードはさらにアップしますよ(p74)
●そして、会議ので最終兵器は「質問」です。
レベルの低い人にとっての質問は
お願いでしかありませんが、
意識して使う質問は相手を自ら自分の
目指す方向に導く魔法の杖になります。
・「自分のほうが間違っているかも」という気持ちになった場合、その
状態を放っておいてはいけない。そのような結論や決定に達した経緯
を証明してほしいと相手にうながそう。くれぐれも相手のほうに明確
な説明をさせること。その逆になってはいけない。(p80)
●私も部下に「ちがう」と反論されてカチンときたとき、
対応が分からずに沈黙したことがありました。
こうした場合は、
「どこがちがうんでしょうか」とか
「もう一度言ってもらえますか」などと
やんわりと質問するのがいいのでしょう。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・必ず論点に立ち返ること。
悪口のせいで注意をそらしてはいけない(p103)
イースト・プレス
売り上げランキング: 1,170,453
【私の評価】★★★☆☆(78点)
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
無料メルマガ「1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】」
まぐまぐ殿堂入り、発行部数11,000部
メルマガ登録|ホームページ|発行者の日記|
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする