「オリソン・スウェット・マーデンの黄金の技術(スキル)―自分らしい成功を見つけるためのヒント」リチャード・H. モリタ
2005/02/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
マーデンといえば成功法則の元祖的存在ですが、本書も成功法則の教科書的な一冊となっています。まずやるべきことは、自分の人生で何を求めるのか、どういった人生を送りたいのか、明確にすることです。具体的にイメージできないことを達成することはできないのです。
求める人生が明確になったら、後はその目標に向かって行動することです。成功法則の本で大切なのは、どうしても積極的な考え方ができない!という人へのアドバイスでしょう。どうすれば、「私ならできる!」と思えるのでしょうか。
・世の中には何か問題に直面した時、「そんなことはとてもできない・・・」と尻込みをするタイプと、「私ならできる!」と自ら進んで挑戦するタイプの二種類の人間がいます。(p33)
一般によく知られている自分に自信を持つための技術としては、自分の潜在意識に「自分はできる」と思い込ませることです。それができないから困っているんだよ、という人もいると思いますが、まずはやってなくては始まりません。いろいろやってみて、自分に合った方法を見つけるのが大切だと思います。
よく言われるのは、「自分はできる」「自分やすぐやる」と宣言することです。宣言してしまえば、やるしかないのです。決して諦めなければ、行動し続けられるのです。
・失敗とは、あともう少し続けていれば、あともうちょっと工夫すればという手前で、それを投げ出しあきらめてしまった状態です(p47)
成功するまで頑張れば成功する、とよく言われますが、自分に合ったものを見つけるまで頑張れば見つかるのでしょう。自分の求めるもののために、行動し続けましょう。
この本で私が共感した名言
・成功するためにどうすればいいのかを考える前に、自分にとっての「幸福な人生」「豊かな人生」が どんなものかをイメージし、そうした人生を送りたいという目標を明確にしていただきたい(p3)
・自分自身を強く信頼せよということです。できれば声をあげて、自分に向かって宣言してみましょう。「自分はできる」と心を込めて自分に宣言するのです。(p36)
・現在の文明は、人びとが批判した、かつての夢想家たちが、最初に自分の夢の中でつくりあげたものなのです(p20)
・あなたの熱意を目上の人に認めさせるには、自分の義務を積極的に拡大解釈し、進んで責任を引き受け、普通の人の何倍も働くことです。(p118)
フロンティア出版
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
成功ノウハウは知っているだけでは意味がない
子供の頃の夢を思い出そう
夢を明確な目標に進化させ、実現しよう
安易に思える道は人々の期待を裏切る
成功者は成功ノウハウを知っていたのではない。マスターしていたのだ
自分探しは豊かな人生の第一歩
自分を固く信じて動くことのない心、それが成功する信念
「はじめまして○○です」というあいさつに自信を込めよう
あなたを一番知っているのは、あなた自身
「成功!それ以外の選択肢はない」
著者経歴
リチャード・H. モリタ・・・1963年生まれ。オリソン・マーデン財団理事。著書に「マイ・ゴール」「マーデン博士の目標設定練習帳」「ザ・レター」「オリソン・マーデンの黄金の技術」「記憶の力」「これまでの失敗はこれからの糧となる」「自分らしく成功する6つのレッスン」「リアル・サクセス」。訳書に「ビル・ゲイツになってやる」「ビル・ゲイツ、エジソン成功の共通ルール」がある。米国パーソナルエクセレンス誌の日本語版発行者兼編集責任者
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