「スマホの5分で人生は変わる」小山 竜央
2022/05/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
スマホ依存症の怖いところ
セミナープロデューサーとして活躍している著者が教える、スマホとの付き合い方です。スマホはとても便利なものですが、スマホ依存症となってしまう怖れがあります。スマホ依存症の怖いところは、自分の大切なことに使う時間がスマホに取られてしまうことです。
自分は何を求めているのか考える時間、自分は何者であるのか考える時間、10年後の自分のためにやるべきことをやる時間が、スマホ依存症になるとなくなってしまうのです。自動車が便利なゆえに、人間に必要な運動を奪ってしまったような同じことが、スマホにも言えるのです。
スマホの最大の問題は、あなた自身の夢を追う能力も低下させてしまうこと(p53)
本当に大切な1%に絞る
やはり大切なのは、スマホを便利に使いつつ、自分の生活習慣を意図的に作り出すことでしょう。スマホを使って運動する習慣づけをしてもいい。スマホを使って、人とのつながりの時間を確保してもいいのです。スマホという道具に使われるのではなく、スマホを使いこなすということです。
著者のお勧めは、本当に大切な1%を見つけて、それに絞ること、フォーカスすることです。フォーカスすることについて、ブログを書いてもいいでしょう。その行動が、未来を変えるのです。小山さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・コネクト・・・自分自身をアピールするよりも先に、相手の世界観を理解し、そこに自分の世界観を投影させ共感を生む技術です・・・相手の瞳を見つめる(p27)
・世の中には「体重計に乗っていないデブ」が意外と多い(p89)
・強制力が非常に強いイベント・・・英語をマスターしたいと思うなら、「海外に1年間住む」(p177)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
1章 なぜ、暇さえあればスマホを見てしまうのか
2章 あなたの貴重な時間がこれだけ奪われている!
3章 あらゆるムダがなくなる!超スマホ整理術
4章 理想の人生がすぐ手に入るスマホルール
5章 悪い習慣を一気に良い習慣へ!スマホ活用術
著者経歴
小山竜央(こやま たつお)・・・株式会社ライブクリエイト代表取締役。1982年、香川県生まれ。2003年、個人が運営するオンラインゲームサイトが月間3600万PVを突破。ゲーム業界にてアバターを用いたアバガチャを広める。2005年、大手広告代理店に入社しSNS開発、ゲーム開発、マーケティングに携わる。その後、独立し、過去に培った知識を元に「ゲーム理論マーケティング」を取り入れた法人へのビジネス指導と、講演会を全国で開催。シンガポール、マレーシアにて世界的に有名な講師育成プログラムTTT(Train‐the‐Trainer)を経て、潜在的、局地的なインタラクティブを利用した講演プロモーション戦略を考案。
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