「自分らしい成功をつかむ2日間のレッスン」リチャード・H・モリタ
2008/07/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
自分の過去をふり返り、自分のミッション、使命を考えてみようという一冊です。この本では、成功を目指して頑張ってきたジョンが、フェルトン医師の指導で、本当の自分を再発見し、自分らしい目標を設定する物語となっています。
よく知られている手法としては、「自分史を作ってみる」というものがありますが、この本では、質問に答えていくという手法になっています。
・一度しかない貴重な人生をどう生きるのか?それは教えてもらうのではなく、自分で考えるものだ。その鍵は君の記憶の中にある。(p188)
よくある事例としては、大きな病気をしたりすると、死を意識せざるをえない環境と、考える時間がたっぷりあるため、本当の自分に目覚める人が多いようです。この本では、そうした死を意識する体験がなくても、自分の過去をふり返ること、そして自分の使命を考えることを推奨しています。
つまり、子どもの頃を思い出せば、素直に本当の自分が見えてくるのではないでしょうか。そうした素の自分を知り、それを受け入れることができれば、無理するわけでもなく、ただやりたいことをやるという気持ちになるのではないでしょうか。
・人間は死を予感する病気になったとき・・・本当の自分を見つけるチャンスを手にする。本当の自分に目覚めることができれば、必ず本当の豊かさを手に入れることができる。(p76)
質問集が別途資料請求になっているのは残念ですが、自分の人生をふり返るためには良い本だと思います。本の評価としては★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・私は"自己分析で本当の自分を知って好きになる"っていうことに挑戦したの(p66)
・成功するということはね、完璧な人間になるということではないんだよ。・・・そのスタートはね、しっかりとした自己認識を築いて、"本当の自分を知る、本当の自分らしさをつかむ"ということなんだ。(p220)
・大成功するための秘訣だって?それは"大きなヴィジョン"が持てるかどうか、それだけだよ。(ビル・ゲイツ)(p141)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★☆(85点)
著者経歴
リチャード・H. モリタ・・・1963年生まれ。オリソン・マーデン財団理事。オリソン・マーデン財団日本支部理事長。著書に「マイ・ゴール」「マーデン博士の目標設定練習帳」「ザ・レター」「オリソン・マーデンの黄金の技術」「記憶の力」「これまでの失敗はこれからの糧となる」「自分らしく成功する6つのレッスン」「リアル・サクセス」。訳書に「ビル・ゲイツになってやる」「ビル・ゲイツ、エジソン成功の共通ルール」がある。米国パーソナルエクセレンス誌の日本語版発行者兼編集責任者
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