「目標設定練習帳 ダイジェスト版」リチャード H.モリタ
2011/12/30公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
年末ということで、来年、5年後、20年後を考えるためのツールとして本書を手にしました。自分史というか、自分の過去を振り返ることで、なりたい自分を考えるという一冊です。
成功の定義を考えれば、自分が求めるものを手に入れることでしょう。そのためには「これだけは絶対に達成したい!」という本当の目標がわかっていなくてはならないのです。そのためにこの本があるのです。
・ニュースキャスターのポール・ハーベイは「自分のすることを好きになりなさい。でも好きになれなければ、何か他のことをしなさい」と私たちに教えてくれた(p30)
人間というものは、自分自身をわかっているようで、わかっていないものです。だからこそ、時間をとって過去を振り返り、自分とはどんな人間なのか、ということを考えたい。この本の巻末の質問に答えながら、自分の過去を振り返ります。
目標は自分で設定するものですから、自分をちゃんと理解しておかないと、とんでもない所に到着してしまうかもしれないのです。人は自分が求めたものを手に入れます。手に入れてから後悔しても、人生は二度とないのです。
・あなたの本当の目標は何?あなたは五年後、どんなキャリアを築き、どんな仕事をしているのか?あなたは二十年後、はたしてどんな生活を送っているだろうか(p44)
前半の目標の大切さを考える部分だけでも、私は好きな本ですね。なぜなら、目標設定が自分の人生にとって非常に重要だからです。あまり、自分の人生というものを考えたことがないという人はぜひ読んでみてください。モリタさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・運命は自分で育てるものである。そして目標は運命の種だ。リンゴの種を蒔けばリンゴの木が、ドングリの実ならドングリの木が。心に雑草の種を蒔けば、雑草がいっぱい生える。(p44)
・ヘンリー・フォードは言った。「人生の成功の秘訣は、何をすることが自分の運命なのかを発見することである。あとはただ、それを実行するだけだ(p13)
・R・ネルソン・ジョーンズの教え大人は大きくなった子どもである・・・大人は、子どものころの夢を実現するために生きているのだ(p60)
・物質的に豊かな今だからこそ、反対にしつこいほど「目標は何?」と問い続けなければ、自分の居場所がわからなくなってしまう、そんな時代なのだ(p70)
・ダグラス・マッカーサーは言った。「人は年月を経るだけで老いるのではない。理想を捨てることによって老いるのだ。(p2)
【私の評価】★★★★☆(83点)
著者経歴
リチャード・H. モリタ・・・1963年生まれ。オリソン・マーデン財団理事。著書に「マイ・ゴール」「マーデン博士の目標設定練習帳」「ザ・レター」「オリソン・マーデンの黄金の技術」「記憶の力」「これまでの失敗はこれからの糧となる」「自分らしく成功する6つのレッスン」「リアル・サクセス」。訳書に「ビル・ゲイツになってやる」「ビル・ゲイツ、エジソン成功の共通ルール」がある。米国パーソナルエクセレンス誌の日本語版発行者兼編集責任者
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト
コメントする