「他助論―これからの時代を切り拓く、もっとも古くて新しい教え」清水 克衛
2011/12/29|

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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■150年前に出版された「自助論」。
「天は自ら助くるものを助く」からはじまる
「自助論」の法則はいまもいきています。
そして150年後の今、
次に来るのは「他助論」
なのです。
・人がすばらしい仕事をして世に名を残すのは、
偶然ではなく懸命に努力するからである。または、
芸術によって富を得るといっても、もともと
富を得ようとして芸術を学んだのではない。(p26)
■人に喜んでもらう。
こうした他助の精神でやっていれば、
仕事も生活もうまくいく。
著者の清水さんは、
書店「読書のすすめ」で、
八百屋さんのように
「この本、いいよ」
とお客さんのために
本をお勧めしていたのです。
・八百屋さんが「今日はナスが旬だよ・・・
それと同じノリで、「この本を読んだら元気になりますよ」とか、
さらには落ち込んでいる人がいたら、「ちょっと近くの
居酒屋で一杯、どうですか?」と飲みに誘ったり・・(p135)
■自助も他助も、結局同じなんですね。
お互い助け合うことで、
相乗効果が生まれるのでしょう。
でも、まずは自分からです。
この本はアマゾンでは予約中なので、
私は「読書のすすめ」から
直接購入しました。
3000円以上は送料無料なので
お急ぎの方はこちらから。
清水さん、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私はただ、「目の前のお客様に喜んでいただく」
ことだけを心がけてやっていただけなんです。・・・
お客様のお顔に「笑顔の花」が咲くようにと念じて、
ひたすら種をまいたのです(p136)
・会社に入ったら、上司を、そして社長を楽にする
ことを考えて、実行するのです・・・社長であれば、
お客さんが、そして社員が楽になることを徹底的に
考えて実行すればよいのです(p139)
・読書は心の栄養です・・・
よいことを読んだらまず自分がそれを実践して、
それで"成幸(幸せに成る)"したら、
そのことを他人に教えてあげるのです。(p142)
サンマーク出版
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
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