「5%の人 時代を変えていく、とっておきの人間力」清水克衛
2013/10/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
■「5%の人」とは、変な人です。
はじめて「納豆」を食べた人は、
きっと変な人だったのでしょう。
もちろん、東京都江戸川区の篠崎で
本屋さんを開業する人も珍しい。
いわんやNPO法人「読書普及協会」を
立ち上げて1000人も会員を集めるのは
5%の人にしかできません。
・私は日頃から、「ファンになるな、プレイヤーになれ!」と言っています。これは、本を読んで感動したら、その著者のことを好きになるだけじゃなく、その著者が言っていることの実践者になろう、という意味です(p45)
■反対に「95%の人」とは、普通の人です。
いわゆる大衆。
テレビと新聞に操られている大衆です。
大衆になると、
リスクは小さくなりますが、
それだけ利益も小さい。
みんなと同じことをする。
周囲の人のことを気にしながら
生きていくということです。
・「5%の人」の力を身につけた成幸者の特徴は、・・魅力的で大衆の意見に左右されない人。さらには人を喜ばせることが大好きで、それを自分の喜びに変えられる・・(p31)
■清水さんは5%の人だなあ~と
思いながら読みました。
周りの人の言うことは
「そうだよね~」と
受け流しつつ、自分の道をいく。
"変人"と言われようが我が道をいく
小泉純一郎のような
人生もまた面白いのかもしれません。
清水さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「実るほど、頭をたれる稲穂かな」・・・イベントや講演会の会場で、本の出張販売をさせていただく機会がたびたびありました。そんなとき、七田先生は必ず私たちが本を販売しているところまで来られて、「いつも本を売っていただきありがとうございます」と深々と頭を下げられるのです(p91)
・私たちが先人のおかげで便利で平和な生活ができるように、今の私たちの仕事が、これからを生きる人たちにとっての、平和や便利につながっていきます。これこそが、「歴史に参加している意識」です(p93)
・商人感覚とは、私の思うに、「よく人を活かすことと見つけたり」とでも言いますか、常に相手を活かし、"何かを生み出すこと"にこだわって案を練るのです(p109)
サンマーク出版
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
目次
はじめに「リョウヘイと金魚」
第1章 「95%」と「5%」の違い
第2章 心の"上"を目指そうよ!
第3章 "カメ的"生き方に学んでみる
第4章 こんなヤツが「5%の人」なんだ!
さいごに 【特別付録】 あなたが「5%の人」になるための本
著者経歴
清水 克衛(しみず かつよし)・・・1961(昭和36)年東京生まれ。書店「読書のすすめ」代表 、逆のものし講主宰。大学在学中、たまたま暇つぶしのために読んだ司馬遼太郎『竜馬がゆく』第5巻との出会いがきっかけで、突如読書に目覚めるとともに、商人を志す。大手コンビ二エンスストアの店長を10年務めたのち、平成7年に東京都江戸川区篠崎で小さな書店を開業。「10年や20年前の本でも、大正時代に書かれた本であっても、その人が初 めて読む本はすべて新刊」という信条のもと、常識にとらわれない知恵と情熱で商いを続けた結果、全国からお 客さんが訪れる繁盛店となる。
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