「金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ― 起業家精神から富が生まれる」ロバート キヨサキ シャロン レクター
2005/02/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
投資家とは一種の知識労働者です。情報を集め、分析・判断し、そして投資を決断するのです。
もしその行動が間違っていれば、その責任は自分がとるわけですから多くの人は投資を危険と感じるのです。自己責任とはいえ、自分の判断の結果が直接自分に返ってくるのは、恐ろしい世界です。
・投資をすることは危険ではない。コントロールできないことが危険なのだ(p18)
そういう意味で投資とは、自分との戦いであり、現実との戦いと言えます。いかに現実を知り、自分の状態を知ることができるのかということです。
多くの賢い人が投資に失敗して、全財産を失いました。上がれば下がる、下がれば上がるという未来を予測するのは、それほど難しいのです。
・バブルの語源となった南海泡沫の投機熱に巻き込まれ、財産の大部分を失ったアイザック・ニュートンは「天体の動きは計算できても、人々の狂気は計算できな」と言ったとされている。(p40)
投資の結果とは、いかに社会にとって有益な会社を応援しているかどうかの神様からの成績書なのかもしれません。この本を読んで、投資の本質を教えてもらえました。
この本で私が共感した名言
・きみが自分のアイディアを富に変えようとし始めると、たくさんの人が『きみにはそんなことはできない』と言ってくるだろう。きみのすばらしいアイディアを殺すの最大の敵は、考え方がせまく、限られた想像力しか持っていない、そういう人たちだ(p13)
・お金持ちになりたかったら、たくさんのお金を作り出すためのプランを持たなくてはいけない。それと同時に、実際にお金を儲ける前に、儲けたお金で何をするか、プランを持たなくてはいけない。(p268)
・洗練された投資家は富から生じる社会的責任を認識していて、富を社会に還元する。(p188)
筑摩書房
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
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