潜在意識を活用して幸せになる「大切なキミに贈る本」石井 裕之
2018/08/31公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
幸せになるために潜在意識について考える一冊です。人生は山あり、谷あり。良い人もいれば、悪い人もいる。だれもがそうした体験をしているわけですから、悪い人の悪口を言うのか、良い人に感謝するのかはあなたが選べるのです。
例えば、別れた恋人のことを悪く言う女性がいたとします。その女性は、「私はオトコを見る目がないんだ」と、自分に暗示を与えていることになります。潜在意識に良いイメージを植え付けるためには悪口より、感謝を口にしたほうがいいのでしょう。
・ちょっとお金を稼いでいる人がいると、悪人呼ばわりする人がいる。そういう人はつまりお金を嫌っているわけです・・だから、お金だって来ないんです(p89)
また、誰もがもう立ち直れないかのうように感じる挫折を味わうこともあるでしょう。著者もすべてを失い、落ち込んだことがありました。そのとき著者はなぜか、この挫折は自分を一つ上の段階に上げてくれるチャンスと感じることができたのです。次の段階に進むタイミングであったと理解したのです。
調子にのってバチが当たったとき、目標達成前に挫折したとき、横暴な上司に否定されたとき、実は、成長の機会なのかもしれません。なりたい自分にふさわしい行動、発言をするようになれば、なりたい自分になるのです。
だからこそ、今、生きていることに感謝できたときに、また一歩進めるのでしょう。石井さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「潜在意識は、キミを守ってくれているんだよ」と、幾度となくクライアントたちを励ましてきたのは、他ならぬこのボクではなかったか?(p59)
・どんなものもやっぱり、自分を大事にしてくれる人のところに集まってくる(p78)
・健康のためには、身体にいいものを適度にバランスよく食べる必要があります・・・心に与える栄養ということになると、真剣に考えてみたことがないという人のほうが多いのです(p5)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
1 不満があるとき
2 どうしても嫌いな人がいるとき
3 目標を見失ってしまったとき
4 幸せが足りないと感じたとき
5 不幸が訪れたとき
6 怖くなってしまったとき
7 すべての出逢いに
著者経歴
石井裕之(いしい ひろゆき)・・・1963年生まれ。セラピスト。モチベーター。催眠療法家。有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。催眠療法「沢雉会」(たくちかい)を主催し、催眠療法による心の問題のカウンセリング、催眠ノウハウの活用セミナーなどを行っている。
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