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「「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法~思い通りに自分を動かす4つの法則~(CD付)」石井 裕之

2008/01/05公開 更新
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「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法~思い通りに自分を動かす4つの法則~(CD付)


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

 「もうひとりの自分」とは何でしょうか?一日一冊の読者ならおわかりだと思いますが、「もうひとりの自分」とは「潜在意識」です。人生の多くの悩みは、(潜在意識)と意識が矛盾することから生まれます。人は矛盾が存在するとそれを避けようとして無意識のうちに苦しむのです。


・もし、あなたが今、何らかの悩みや苦しみを抱えているとしたら、・・・それは"いつもの自分"と、あなたの中にいる "もうひとりの自分"との関係がぎくしゃくしているから。(p24)


 たとえば、英語のラジオ講座を聞こうと決意したのに、2日しか続かないのは、意識はその必要性を理解しているのに、「潜在意識」はそれを理解していないからです。石井さんに言わせると、生活のすべてが、アファメーション、つまり潜在意識へのメッセージとなっています。


 机を整理することも、靴をそろえることも、食事前に「天地の恵みと、多くの人々の働きに感謝していただきます」ということも、朝礼で社訓を斉唱することも、すべての習慣が、潜在意識へのメッセージなのです。


・私は心身ともに健やかに成長している」というような肯定的な文章を繰り返し読んだり、心に描いたり、口にしたりすることで、実現したい自分の姿を"もうひとりの自分=潜在意識"に 納得させる。それがアファメーションです(p89)


 こうした潜在意識をコントロールする秘訣については、よく知られたもので書籍としては、★3つでした。ところが添付CDが良い!書籍では伝わらない石井さんの伝えたいものが伝わってきました。CDだけでも買う価値があるかもしれません。本とCDで、平均して★4つとします。


この本で私が共感した名言

・夢や目標は実現できるものだと、決め付けてください(p42)


・"寝る人の潜在意識は育つ"のです。よく、受験生などが寝る間を惜しんで徹夜して勉強したりしますが、それはまったく愚の骨頂です。眠らなければ、勉強したことが潜在意識に組み込まれないのです(p75)


・信号が青から赤に変わりつつあるところで、走って渡ろうとするとき、あなたは、"信号の都合に振り回されている"のです。・・・他人に振り回されない自分を鍛える(p101)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★★★☆(85点)


目次

1 "もうひとりの自分"とうまく付き合っていますか?
2 ひっくり返して考えれば"もうひとりの自分"が見えてくる!
3 "もうひとりの自分"は毎日生まれ変わる!
4 "もうひとりの自分"は繰り返しに影響される!



著者経歴

 石井裕之(いしい ひろゆき)・・・1963年生まれ。セラピスト。モチベーター。催眠療法家。有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。催眠療法「沢雉会」(たくちかい)を主催し、催眠療法による心の問題のカウンセリング、催眠ノウハウの活用セミナーなどを行っている。


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