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大富豪が教える「人とお金」斎藤一人

2014/01/11公開 更新
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人とお金


【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

お金は収支を常にプラスにすること

お金での成功と人生の成功のコツについて、大富豪の一人さんからアドバイスをもらいましょう。今回のテーマは、お金と人。まず、お金については、収支を常にプラスにすることが大切です。そして、臨時収入があっても、使い過ぎないこと。お金を持ったときに気持ちが大きくなって使ってしまうようでは、結局は、お金はなくなってしまうのです。


ただ、華やかな洋服を買うことも、キラキラ光るアクセサリーを買うことも、かっこいい車をほしいと思うことも、いろんな国に旅行に行きたいと思うことも、それは否定する必要はありません。すべて「正当な欲」です。今あるお金の範囲で、やりたいことをやっていきましょう。


・「お金(経済)に弱い人」が気をつけなければいけないことは、お金が入ってくると、うれしくなってパーッと使ってしまうことです・・臨時収入は、神さまからの"お試し試験"「この人にお金を持たせると何をするかな?」(p31)


良い人と付き合う

人生の成功のためには、「いい人」であることが大事なのですが、「ビクビクした波動」は止めなさいとアドバイスしています。この「ビクビク波動」は、だれにでも好かれたいという間違った思い込みが原因です。


もし、あなたが"いいこと"を引き寄せたいと思ったら、堂々としていることが必要なのです。ビクビクではなく、「自分はいくら波乱が起きても大丈夫。自分はそのたびに乗り越えて、魂を成長させていくのだから!」と思えるようになったら、もう大丈夫なのです。


良い人とは、良く付き合う。反対に、人をバカにするような人とは付き合わない。なめてくるような人に対しては、あえて、ケンカするくらいの覚悟が必要なのです。


・「いい人」がなめられる原因に、「ビクビクした波動を出していること」があります・・・この「ビクビクした波動」を出さないようにするには・・・「すべての人から好かれなくていい」と腹をくくることです(p93)


まず自分を幸せにすること

最終的には、まず自分を幸せにすること。次が、周囲の人です。この順番を間違えてはいけません。自分が幸せであるからこそ、その余裕が周囲の人を幸せにするのでしょう。


そして、お金持ちになりたければ、「我」を捨てて、お金持ちになった人のマネをするのです。運がよくなりたければ、「我」を捨てて、運がいい人のマネをするだけでうまくいくという。素晴らしい!一人さん、 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・指導する立場の人でも、「いいことを教える」だけではダメなのです。「いいことを、おもしろく教える」(p60)


・仕事運のいい人には、共通点があります。「いいこと聞いたら、すぐ実行!」(p74)


人とお金
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斎藤一人
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★☆(89点)


目次

第一章「いい人」だけに、こっそり教える!「お金(経済)」に関する魔法のルール
第二章「いい人」が一発逆転できる仕事に関する魔法のルール
第三章「いい人」は、なめられたらいけない!「人間関係」の魔法のルール
第四章「いい人」こそ、絶対に幸せにならなきゃいけない!「強運をつかむ」魔法の法則



著者経歴

斎藤 一人(さいとう ひとり)・・・1948年生まれ。銀座まるかん創業者。1993年から11年間連続で全国高額納税者番付10位以内。


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