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正しい成功法則を教えます「強運」斎藤一人

2021/09/02公開 更新
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「強運」斎藤一人


【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

大人のケンカは勉強して相手を抜くこと

強運には、タネも仕掛けもあるし、世の中は道理でできている。だから、そのタネと仕掛けと道理を教えましょうという一冊です。一人さんは学歴もない、お金もないところから、健康食品を売って大富豪になりました。途中でバカにされたこともあるのでしょう。一人さんは悔しい思いをしたときには、必死に勉強して、その人を追い越してきたのだという。それが一人さんなりの復讐の方法だったのです。


だから一人さんは諦めないのです。コンコンたたいているうちに、いつか、壁に穴が開くというのです。あきらめずに、たたく。たたき続けるところに、成功のコツがあるという。そして、常にいまの自分の実力より、ひとつ上のことに全力で取り組む人が強運を呼び寄せるという。


・大人のケンカは、なぐりたい気持ちをぐっとこらえて、家に帰るんです。そして家に帰って、猛然と勉強を始めるんです。一生懸命、本を読んで、どうしたら相手を抜けるかを考える(p121)


「君ならできる」といえる人間になる

感動したのは、自分が頑張れたのは母親が「ボクちゃんならできるよ」といつも言ってくれたからということ。母の言葉を信じて、ここまできたのです。そう言えば、私も母からプラスの言葉しかかけてもらいませんでした。一人さんも、母親の言葉で、ここまできたのです。


人の言葉は、人を殺すこともできるし、人を無限の高みにまで持ち上げることもできるのでしょう。だから一人さんは目の前の人に、「この人に自分のできることは、なんだろう」と、いつも考えるという。そして、100円のマグカップに、「○○さん、生まれてきてくれて、ありがとうございます」と書いて、お誕生日の人に配ったこともあるという。「君ならできる」「生まれてきてくれてありがとう」といえる人間になりたいものです。


・お弟子さんたちにいつも言っている「魔法の言葉」があります・・それは、「君ならできる!」(p131)


「楽しい」をプラスしないと成功しない

一人さんは私よりももっと多くの成功系の本を読んでいることがわかります。そのエキスを一人風にアレンジして、お弟子さんに教えているのです。本を読んで、実際にやってみて、うまくいったら弟子に教えるということを繰り返してきたのです。


そして今の時代は「まじめ」に「楽しい」をプラスしないと成功しないと書いてありました。このメルマガにどうやって「楽しい」をプラスしようかと考えています。いつもながら、レベルの高いお話でした。一人さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・サラリーマンで・・せっせと自分の仕事を終えて、「私、仕事が終わりました。ただいまから、援助に入ります!手伝ってほしい方はいませんか?」って言ってみてください(p35)


・本当に顔晴っている人は、成功したときに、「みなさんのおかげです」とか、「運がよかったんです」って言うものなんですよ(p36)


・ちょっと壁にぶつかると「もう何も見えません」って弱音を吐く人がいます。勉強不足なんですよ。いまは、本のひとつも読まないで、乗り越えられるような時代じゃありません(p66)


・何かトラブルが起きたときは、「学ぶ機会を与えられたとき」なんです(p152)


▼引用は、この本からです
「強運」斎藤一人
斎藤一人,PHP研究所


【私の評価】★★★★☆(89点)


目次

「人生の壁」は上にいくほどラクに乗り越えられる
強運にはタネも仕掛けもあるんです
仕事で大事なのは、「やりがい」ではなく「出世」
「強運」の人は、自分を変えることを怖がらない
最初は「欲」でいいんです
最終的には「正しい成功法則」に従うこと



著者経歴

斎藤一人(さいとう ひとり)・・・「銀座まるかん」(日本漢方研究所)創設者で納税額日本一の実業家として知られる。また、著作家としても、心の楽しさと経済的な豊かさを両立させるための著書を何冊も出版している。


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