【書評】「読むだけですぐに売れ出す40の言葉 「お客」と「お金」を呼び込む商売の鉄則」竹内 謙礼
2013/06/27公開 更新

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【私の評価】★★★★☆(87点)
要約と感想レビュー
ネーミングに「謎」を残せ
中小企業向けの販促についてアドバイスした一冊です。この本がすごいのは、「売りたいならネーミングに「謎」を残せ」と言いながら、しっかり、目次タイトルが「謎」になっていることです。
売上を伸ばすためには、ネーミング以外にもすべての販促にチャレンジしてみることが大切だという。つまり、お客さんを多く獲得するために多くの取り組みをすることが、販促の最大限のパワーを引き出すのです。
売れなければ「数量限定」。売れれば「期間限定」(p140)
常連となったらイベントに招待
これは、新規客には導入として、無料や格安サンプルで試してもらう。常連となったら、お金ではなく、名前を覚えるとか、イベントに招待とか、お客様に特別感を持ってもらう工夫が必要なのです。
著者は、こうした客を育てる方法を「教育」と表現しています。こうしたノウハウを一言で言い表せるのは、著者のセンスが良いのでしょう。
新規客には「お金」を。常連客には「愛」を(p28)
お客さんの声を集める
お客さんの声を集めましょう。特に、商品購入の「ビフォー・アフター」が記載されている感想が、お客さんが買いたくなるという。
本質をズバッと切れ味良い一冊でした。他の本も読んでみたいと思います。言葉だけで売る技術が実際に存在するのですね。竹内さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・簡単に集めた客は、簡単にいなくなる。(p20)
・まずはお客さんにとって「知っている人」になる努力をしたほうがいいだろう(p52)
・貧乏人は春に春の企画を考えるが、お金持ちは春に秋の企画を考える(p128)
・ヤフオクで10万円売ってから、ネットビジネスを始めなさい。(p146)
・アルバイトには、「大きな声」と「笑顔」だけ教えろ(p66)
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★☆(87点)
目次
はじめに あなたを「売れない」地獄から救う40の言葉
第1章 「お客」をガッチリつかむ7つの言葉
第2章 「商品と売り場」を魅力的に変える6つの言葉
第3章 「キャッチコピー」を磨く5つの言葉
第4章 「チラシ・広告」の効果を上げる7つの言葉
第5章 「販促企画」で人を集める5つの言葉
第6章 「ネットビジネス」でしっかり稼ぐ4つの言葉
第7章 「商売の真理」に気づく6つの言葉
著者経歴
竹内 謙礼(たけうち けんれい)・・・経営コンサルタント。(有)いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て、観光牧場「成田ゆめ牧場」の企画広報に携わる。楽天市場に出展し、3年目に年商1億円を達成。2年連続で楽天市場の「ベスト店長賞」を受賞。「タケウチ商売繁盛研究会」主宰。
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