「ネットで儲ける王様のカラクリ」竹内 謙礼
2013/07/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
■インターネットサービス会社に勤める男と、
町の普通の花屋を経営する男が入れ替わる
というお話。
花屋の経営者はインターネットサービス会社の
実態に驚き、ネットサービス会社の男は
花屋の経営にネットを活用しようとします。
笑うのは、インターネット業界の
売上さえ上がればいいという雰囲気を
うまく伝えてくれることでしょうか。
・学生のアルバイトたちにホームページを作らせては「プロのホームページデザイナーが、売れるホームページをつくる」と平気で言ってのける(p63)
■確かにこの世の中で、真の意味で
費用対効果が抜群の販促というものが
少なくなってきているのでしょう。
テレビやチラシ広告はもとより、
ネット広告もネット販促も
実際には厳しいのではないでしょうか。
何でもやってみて、効果を測定し、
複合的に成果を目指すしかないようです。
・チラシや紙媒体の広告だけの戦略じゃ弱いんだ。お客さんを口説き落とすことができるホームページがあるからこそ、チラシや紙媒体の販促が生きてくるんだよ(p147)
■ネットのような新しいものは、
他人まかせにせず、自分でも
やってみることが必要なのでしょう。
自分でやらないと
本質はわからない。
本質がわからなければ、
判断はできないのです。
竹内さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・インターネットは便利なツールである反面、便利すぎてお客さんとコミュニケーションを深められない弱点がある。・・・直接会って、そして話をするという体験に勝るものはない(p171)
・志をしっかり持った企業は、単なる販促を飛び越えたところで、ビジネスを展開できる。だから、長期的な戦略が立てられ、息長く商売ができるんだろうな(p224)
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
著者経歴
竹内 謙礼(たけうち けんれい)・・・経営コンサルタント。(有)いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て、観光牧場「成田ゆめ牧場」の企画広報に携わる。楽天市場に出展し、3年目に年商1億円を達成。2年連続で楽天市場の「ベスト店長賞」を受賞。「タケウチ商売繁盛研究会」主宰。
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目次
1 だれも教えてくれないホームページの値段のカラクリ
―「100万円出せば売れるホームページが作れますよ!」は本当か?
2 品揃えでも、価格でも、利便性でも大手に勝てない中小企業が利益を出すには
―ひたすら比べられ、マネされるネットで生き残るための戦略の立て方
3 どうすれば稼げるホームページを作れるのか
―他人に依存せずに成果を出すためのルールとテクニック
4 より多くのお客様を引き寄せる仕組みのつくりかた
―「広告を出せば、すぐに、たくさんの人に知ってもらえる」は本当か?
5 売れるために欠かせないたった1つのこと
―「仕事」と「ホームページ」に共通するいちばん大事なものとは
読んでいただきありがとうございました!
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