「会計天国」青木 寿幸、竹内 謙礼

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会計天国 (PHP文庫)

【私の評価】★★★★☆(85点)


■自動車事故で死んだコンサルタントが、
 5つの事業を再生させることで、
 天国へ行くというストーリー。


 会計というと固いイメージですが、
 これなら面白い。


 会計とは、正しい経営判断をするために
 経営の状況を数字で
 教えてくれるものなのです。


部署の『決算書を作る』ことが必要なんじゃないのかね?・・本当に利益を稼ぐことができているのか・・(p225)


■面白いのは、経営者の視点で、
 事業を売却を検討したり、
 新規事業を考えたりできるところ。


 自分だったら、
 どうするだろうなと
 考えられるのがいい。


 無理な多角化経営をしたり、
 無計画に自社ビルを買ってしまう
 変な経営者が出てくるのはご愛嬌ですね。


・1 同じ業種に事業を拡大することで・・
 2 川上、川下に事業を拡大することで、
   コストの削減やお客のニーズに応える
 3 多角化経営することで、
   将来の会社全体のリスクを小さくする(p282)


■会計に興味を持つきっかけになる
 一冊だと思いました。


 税金計算だけのための会計は
 つまらない。


 経営をするための
 会計は楽しいのです。


 竹内さん、青木さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ルールがないと、『いつか黒字になるかも』という甘い期待が捨てきれず、ズルズル引きずっちゃうわ。例えば、今の直営店にも、『開業して1年経って、月間の利益が赤字なら撤退する』というようなルールを決めるべきだったわね(p141)


粉飾する箇所なんて決まっているんだよ・・花丸食品は製造業だから、『売掛金』、『棚卸資産』、それと『人件費』が怪しいと思ったほうがいい(p165)


・部署の利益を計算するときには、その責任者が管理可能かどうかが、最も重要になるんじゃ。・・・(p233)


『売上』から、この『変動費』を差し引いた金額が『貢献利益』になる。・・『貢献利益』から、今度は『固定費』を差し引くと事業部の『営業利益』が計算できることになる(p237)


・全社共通費を除いた固定費を、部署で管理できるかどうかで2つに分ける。・・仕事の指示や評価は部長がやっているじゃろ・・人件費は部署としての『管理可能固定費』になるんじゃ(p238)


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【私の評価】★★★★☆(85点)



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■目次

序章 「1週間後に、お亡くなりになります」
第1章 なぜ、「儲かっている」と言われる会社が、倒産するのか?
―最初に、貸借対照表の読み方を理解しよう
第2章 価格競争に陥ったら、会社がやるべきことがひとつある
―損益計算書を使って、会社の体質を分析する
第3章 粉飾決算という泥沼から抜け出して、再生する
―キャッシュ・フロー計算書は、ウソをつけない
第4章 部長課長が同期との競争に勝って出世する方法
―部署の損益計算書で、社員のモチベーションを上げる
第5章 会社の戦略が変われば、組織も当然、変わる
―決算書は、会社が立てた戦略に合わせて作成すべし
最終章 「幸せ」になろうとする意志


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