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「失敗しない「韓国ビジネス」のオキテ」べ 元基

2013/06/26公開 更新
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失敗しない「韓国ビジネス」のオキテ


【私の評価】★★☆☆☆(64点)


要約と感想レビュー

■KPMGという国際企業で働く
 韓国人から韓国文化を学びます。


 韓国の人たちは顔かたちは
 日本人に似ていますが、
 心の中はどちらかといえば、
 欧米に近いのかもしれません。


 たとえば、リーダーが代われば、
 組織全体が代わることが多いのです。


・韓国では政府や会社のリーダーが代わると、その組織の全般的な運営方針が変化する(p89)


■また、実力主義であり、
 若くして出世する人がいる一方で、
 上にあがれない人は退職します。


 これは、アップオアアウトといった
 欧米的な考え方に近いように感じます。


 というよりも、年功序列の日本だけが
 特殊なのかもしれません。


・三星またはLGのような韓国の代表的な大企業の場合は40代半ばまたは50代初めに役員になるケースが大部分であり、同期が役員になると、役員になれなかった同期の大部分が会社を辞める(p128)


■ビジネス書なのか、雑談なのか、
 中途半端な一冊でした。


 うまく編集すれば、
 おもしろい本になるのだと思います。


 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・「日本ではこうだ」とか、「本社ではこうだ」といった表現ではなく、「私の考えでは・・・」と言うなど、適当な表現をすることをお勧めする(p73)


・日本人の駐在員が韓国に来て驚くことの一つが、韓国の若者は漢字をほとんど知らないということである(p26)


・「アンニョンハセヨ」という語尾が違うものはじょせいや子供が主に使う言葉であり、大人の男性の挨拶言葉は「アンニョンハシムニカ」というが、地方によって語尾に少し変化がある(p16)


・日本人駐在員と1点あたり1000ウォン(約100円)程度の賭けをする。ところが、韓国ゴルファーたちの場合は1点あたり1万ウォン(約1000円)程度が基本(p36)


失敗しない「韓国ビジネス」のオキテ
失敗しない「韓国ビジネス」のオキテ
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べ 元基
講談社
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)



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目次

第1章 ハングルのオキテ
第2章 好き嫌いのオキテ
第3章 上司のオキテ
第4章 縁ネットワークのオキテ
第5章 会社のカネのオキテ
第6章 おもてなしのオキテ
第7章 隣人のオキテ


著者経歴

 べ 元基(ベ ウォンキ)・・・韓国公認会計士。経営学博士。1955年ソウルに生まれる。1974年商業高校卒業後、韓国銀行入行、成均館大学校夜間課程に入学し、1977年韓国公認会計士試験に合格。1978年より会計士として活動。1983年から約一年間、米国系大手会計事務所の東京事務所へ交換勤務により赴任する。韓国の大手コンサルタント会社、会計法人、法律事務所を経て現在は、会計法人の専務理事として日本事業本部顧問のほか、韓国国税庁国際租税法規定改善委員会委員としても活動中


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