「「超具体化」コミュニケーション実践講座」小宮 一慶
2010/10/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
小宮さんは、人と話をするとき、「具体的」に話すことが大切であると教えてくれます。
たとえば、取締役として発言するときには、その場の流れにあった主張を「具体的」な数字を示しながら、話すことができれば、合格でしょう。
・漫然と新聞を読んだりテレビを見たりしていても、「数学力」は付きません。問題意識を持って、
勉強しようというつもりで読まないと、数字が頭に入らないのです(p100)
また、人に指示するときには、その人に合ったレベルで「具体的」に話してあげる。誤解するということは、受け手の問題もありますが、話し手の工夫でなんとかなるものです。
・理解は偶然、誤解は当然(p45)
コミュニケーションのコツはこの本でわかります。あとは、どうやって自分の行動に落とし込むかということですね。
小宮さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・京セラの創業者である稲盛和夫さんの本に、「社内でよく飲み会をやる」と書いてありました。・・・コミュニケーションの第一歩は、相手の心理バリアを取りのぞくことです(p18)
・メールより電話、電話より直接会う(p28)
・「がんばれ」ではなく「朝から3件まわれ」と言う(p62)
・「本当?」「なぜ?」「それから?」「どれくらい?」・・・こうした問いかけを繰り返しながら、これ以上落とし込みようのないところまで話を落とし込む(p88)
・毎回、真剣勝負。その意識を持っている人だけが、経験を資産にすることができるのです。(p72)
・普段から「ウケる」話を心がける(p117)
・次のような指摘を受けました。「世の中にはダメな人はいません。仕事ができる人とできない人はいるかもしれませんが、それを『ダメ』という言い方はやめたほうがいいです」(p140)
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【私の評価】★★★★☆(86点)
著者経歴
小宮 一慶(こみや かずよし)・・・1957年生まれ。東京銀行入行。岡本アソシエイツ取締役。1994年日本福祉サービス企画部長。1996年小宮コンサルタンツ設立。
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