「たった１分間で相手を引きつける話し方１３のテクニック」アラン・ガーナー

【私の評価】★★★★☆（83点）

要約と感想レビュー

　このメルマガと同じように１分間では読めないと思いますが、コミュニケーションの教科書的な一冊です。

　基礎的なところから、社会人として求められるところまで、うまくまとまっていると思います。たとえば、一般的な話からはじめて、「どうやって考えたんですか」のようなオープンクエスチョンで話を引き出す。自分のことを思いきって話す（自己開示）など、会社に入って接待するようになったら知っておきたい点がしっかり書いてあります。

・自分のことを打ち明ける（ｐ75）

　他の本に書いてあることといえば、その通りですが、こうしたコミュニケーションの技術は、基本を実践の場で練習して、自分のものにしなくては意味がありません。そういった意味では、こうした教科書的な本を繰り返し読み、繰り返し実践してみることで、自分のスタイルが構築されていくのではないでしょうか。

　まずは、この本の内容くらいは実践してみましょう。アランさん、良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・わたしは、鏡を見て微笑む練習をし、キャンパスで試してみました。反応は劇的に改善されました！（ｐ180）

・人があなたにたいしてどうふるまうかは、あなたがどう反応するかによって決まります。・・・
　行動　→　報酬　→　増える
　行動　→　無視　→　減る（ｐ30）

【私の評価】★★★★☆（83点）

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