「いっしん虎徹」山本 兼一

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いっしん虎徹 (文春文庫)

【私の評価】★★★☆☆(78点)


■江戸時代に、
 長曽祢虎徹という名刀工がいた。


 その刀は「虎徹」と呼ばれ
 非常に切れる名刀で、
 贋物も多い。


 そうした名刀がどうやって
 できたのかが、この本でわかります。


■そこにあるのは、「自分にならできる」という
 根拠のない自信。


 そしてその自信から生まれる
 狂ったかのようなこだわりと鍛錬。


・出来る。出来る。
 必ず名刀が出来るわい。
 おれは、必ずおれを超えられるわい。(p30)


■金がなくても
 食うものを食わないで
 材料を買う


 気がつくと夜中になっている。
 そうした狂気にも似た職人魂。


 日本人には時々こうした人が生まれるようです。
 山本さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・おもわず手を合わせて空を拝んだ。
 われに名刀を鍛えさせたまえ。(p121)


・刀の鍛錬は、失敗の多い仕事だ。
 どんな名工がやっても、
 うまくいくばかりとはかぎらない。
 何十振り打っても、
 満足のゆく刀はなかなか出来ない。(p132)


いっしん虎徹 (文春文庫)
山本 兼一
文藝春秋
売り上げランキング: 28914
おすすめ度の平均: 5.0
5 音まで聞こえてくる表現
5 日本人が持ってる狂気なまでの職人気質
5 これは、刀剣愛好家垂涎の小説である。

【私の評価】★★★☆☆(78点)



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