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【書評】「差がつく雑談 できる人が実践している伝え方」河上 純二

2025/11/28公開 更新
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「差がつく雑談 できる人が実践している伝え方」河上 純二


【私の評価】★★★★☆(86点)


要約と感想レビュー


雑談はチャンスをつれてくる

著者は百貨店からIT業界まで7回転職してきましたが、仕事の引き合いがあったのは「雑談」による人とのつながりがきっかけだったという。雑談の上手な人は、相手の話をよく聞き、適切なタイミングであいづちを打ち、質問するので、信頼関係を築くことができるからでしょう。


著者は知人3人との雑談から「異業種交流できる場」として東京の麻布十番にカフェバーをオープンさせたという。雑談は人と人をつなぎ、信頼関係を高め、新しいアイデアやチャンスをもたらしてくれるのです。


むしろ人見知りの人こそ、相手の話を丁寧に受け止め、信頼関係を築く力に優れています(p26)

よい雑談のコツ

雑談のコツとしては一般的なことを紹介しています。例えば、話すネタなら「出身地が同じ」「同じ趣味」といった共通点を探すこと。名刺をよく見て、雑談のネタを探すこと。雑談の内容を忘れないうちにメモしておくこと。


話し方では、「〇〇さん、こんな映画を観ました」と会話に相手の名前を入れること。「質問+ちょっと自己開示」で相手の話を引き出すこと。主張が合わなくても、反論しないこと。


著者は考えが違う場合、「〇〇さんはそう思っているんですね」と一旦相手の話を受け止めて、「なぜそう思うのか、具体的にお話しいただけませんか?」と相手がそう思う理由を聞くことにしているという。
 

「相手に興味を持つ」姿勢が会話を楽にしてくれる(p24)

著者の雑談の流儀

著者は初対面の人には、「今日は暑いですね」「ここは初めて来ましたか?」などと自分から声をかけるようにしているという。


そして、自己紹介するときはキャッチフレーズ付きで1分間で自己紹介します。例えば、異業種交流会などでは、「アミーゴ河上純二です!」とアミーゴは「仲間だよ」という思いを伝え、1分間でライスワークとライフワークにわけて説明するのです。


また、久しぶりに会う人には、「週末はどう過ごしましたか?」「最近、面白いことありましたか?」と切り出すという。相手に話の「きっかけ」を与えて、面白い情報を引き出すのです。


雑談は目的を持って・・・今日は〇〇さんの業界のトピックを教えていただけると嬉しいなと思ってます(p52)

ライスワークとライフワーク

著者の自己紹介の「ライスワーク」と「ライフワーク」の話のほうが面白いと感じました。


著者はお金を稼ぐライスワークとして、企業の顧問をやっています。7割がベンチャーで3割は大手や上場企業だという。


そして自分の好きなライフワークとしては、人と話すことが好きなのでイベントのコメンテーターやラジオ番組のDJなどで対談を主にやっているというのです。自分の好きなことをやるための仕組みが構築されていると感じました。

 
河上さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・長い話は聞き手もウンザリ・・・おすすめしたいのが、「3行会話」です・・「1過去→2工夫→3今後」(p127)


・阿川佐和子さん・・彼女は「質問は1つだけ」という、先輩アナウンサーからの教えをいまも守っているそうです(p120)


・企画のプレゼンで決裁者が最終的にGOサインを出すかどうかは、その内容と同じくらいこの「熱意」にかかっている(p78)


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「差がつく雑談 できる人が実践している伝え方」河上 純二
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河上 純二 (著)、三笠書房


【私の評価】★★★★☆(86点)


目次


第1章 雑談のすごいメリット―チャンスを生み出し、人生に差がつく
第2章 絶対に知っておきたい雑談の基本―こうすれば誰でも話せるようになる
第3章 「あなたとまた話したい」と思わせる技術―雑談はゴールではなくスタート
第4章 雑談のための質問力――共感によって相手が話しやすい空気をつくる
第5章 一生使える雑談ネタの探し方――気まずい沈黙がなくなる
第6章 雑談力を磨くトレーニング―伝え方が変われば、仕事がうまくいく


著者経歴


河上 純二(かわかみ じゅんじ)・・・株式会社JYLINK代表取締役。1994年、中央大学法学部卒業後、株式会社丸井入社。その後、デジタルハリウッドでデジタル技術を学び、1997年より外資系企業にて新規インターネットビジネスの立ち上げにプロデューサーとして参画後、株式会社USENにてインターネット事業部門責任者、株式会社medibaにて新規モバイル事業立ち上げ責任者、株式会社D2Cでコンシューマ事業部門長を歴任。2017年に株式会社JYLINKを創業、代表取締役に就任。様々な企業の顧問・アドバイザーとして15社の経営に参画しIT業界の発展に貢献中。経営者トークライブ番組「JJの部屋」、FMラジオ番組「大人のミライ」パーソナリティ。グローバルITメディア「Ubergizmo」オフィシャルジャーナリスト。スタートアップピッチイベントのコメンテーター。


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