「泰平の守成と先見・日本を創った戦略集団」堺屋 太一他

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日本を創った戦略集団 (3)

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■歴史小説でもなく、
 面白くない歴史の教科書でもない、
 社会人のために作られた歴史の教科書シリーズです。


 この本は、徳川家が日本を統一した後の、
 徳川幕府の側近集団の雰囲気がわかる一冊です。


■歴史の教科書では、表面的な事実しか
 教えてくれませんが、やはり社会人ともなれば、
 それをどう解釈するのか、多くの人の意見を
 自分なりに考えるのが面白いはずです。


 歴史を学んでいれば、
 日本の過去の侵略を批判する人もいても、
 西欧列強もかなりエグイことをやってきているじゃないか、
 といった考えを持つこともできるのです。


・西欧列強の植民地化政策は、
 キリシタン宣教とそれに続く軍事力による侵略とが
 一体となって行われたことを歴史は示している(p224)


■学生のときに読みたかった一冊でした。


 歴史小説もいいのですが、
 こうした日本の歴史を「実はこうだったんだよ」と
 解説してくれる本も
 教科書の副読本として面白いと思うのです。


 本の評価としては★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・茶道を完成させたとされる「千利休」が実は
 「政商」だったと聞かされて驚く人は少なくなかろう。
 利休は、いささか「芸」の世界に傾きすぎたとはいえ、
 彼がれっきとした堺の商人であった(p206)


・マラッカ、マカオ、ルソン、パタビア(インドネシア)あたりは
 西欧列強が比較的容易に征服できたのに比べて、
 日本人というのは武力、知識、忠誠心、団結力に優れ、
 当時から西欧人にとってとても手強く、
 扱いにくい相手であったようだ(p217)


▼引用は、この本からです。

日本を創った戦略集団 (3)
堺屋 太一
集英社
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【私の評価】★★★☆☆(73点)


■著者紹介・・・堺屋 太一(さかいや たいち)

 1960年通商産業省入省。
 1970年の大阪万博の企画・実施に携わり、その後、沖縄海洋博も担当
 サンシャイン計画に携わった後、通産省を退官。
 1975年に小説『油断!』で作家デビュー。
 『団塊の世代』『峠の群像』『秀吉』『知価革命』等の著書多数。


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