「大切な人に贈りたい24の物語~読むだけで人生が変わる「心のサプリ」」中山 和義
2009/06/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
家族の大切さ、親への感謝を思い出させてくれる物語を24個集めた一冊です。ちょっと悲しい物語が多いので、私としてはちょっと引いてしまいました。(私は十分感謝の大切さを知っており、幸せなので・・・)
しかし、世の中にはこうした本を読んだほうがいい人が多いのも確かだと思います。それは、通勤電車から出てくる人の顔を見ればわかります。いかに、ニコニコ楽しそうに会社に向かう人が少ないかみなさんも感じているでしょう。この本は、そうした現状に不満を持っている人、家族とケンカばかりしている人には、効果的な一冊となるでしょう。
特に不満がない生活をしていても、こうした本を一冊は読んでおく必要があると思います。最近、親と会っていない。最近、食事に感謝していない。最近、奥さんを褒めていない。例えば、相手の良いところをほめるワークをすることになって、「私はあなたの○○を感じます。そして、私はそれが好きです」と、このワークをご夫婦で行ったら奥さんが突然、声を出して号泣してしまいまったというエピソードが紹介されています。
非常に簡単に読めるので、こうした人は、騙されたと思って読んでみてください。本の評価としては、★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・ある中学校の男の子は、家のお金を持ち出しては悪い仲間と学校をさぼって遊んでいました。ある日・・・一本のビデオテープを見つけました・・再生すると、彼が小さい頃に亡くなった男の子のお母さんが映し出されました。(p45)
・中学校のときに先生に殴られたことがあります・・・真剣に自分のことを怒ってくれる人は何人もいないと思います。(p31)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
ゴミ箱の手紙
ウェディング・ベル
永遠に残るもの
2人
家族
授業
言葉
HOME
最後の瞬間
ビデオテープ
著者経歴
中山和義(なかやま かずよし)・・・1966年生まれ。成蹊大学経営工学科卒業、アメリカのホップマンキャンプ、メンフィステニスアカデミーで海外のスポーツビジネスを経験、帰国後、ヨネックス株式会社勤務、テニススクール担当として200ヶ所以上の事業所で販売促進企画を実施、退社後、父親の経営する緑ヶ丘ローンテニスクラブの経営改善に着手、赤字テニスクラブを業界トップのテニスクラブに改善。その後、テニスショップ、テニスサポートセンターをオープン、オリジナルブランドを立ち上げ、ラケットやガット、テニス練習機などを中心に売り上げを伸ばしている。その他の事業として老人ホーム、学習塾を展開中。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。心理カウンセラーとしての知識を応用したセミナーは(株)船井総合研究所や(社)日本テニス事業協会などでも高い評価を受けている。テニス普及のためのNPOテニスネットワークを設立、三鷹青年会議所の理事長を務めるなど地域ボランティア活動にも力をいれている
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