「スポーツから気づく大切なこと」中山 和義
2014/11/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
テニススクール経営者によるスポーツのすすめです。スポーツは強い体を作りますが、精神的な成長も促します。
人生で成功するためには自信が必要で、人生の成功体験を積み重ねていかなければいけません。そのためにスポーツが役立つのです。スポーツを通じて、失敗したときどう立ち直るか自分のスタイルを作ることもできるので、精神的にタフになるのです。チームプレーなら人間関係も学ぶことができます。
・スポーツの場合は、簡単に何度も失敗の経験をすることができるので、そのたびに努力の必要性を感じて、自分を進歩させようと思うことができます(p61)
この本ではスポーツに関連するエピソードが面白い。あの選手は・・・あの騎手は・・・あのコーチは・・一流の人は、一流の考え方を教えてくれるのです。
例えば、競馬の武豊騎手は、「僕はレースの前、もし、負けたらどうしようと考えるのではなくて、もし、勝ったらどうしようとだけ考えるようにしています」と言っています。人との比較するのではなくて、自分が持っている力を全力で発揮することが大切ということなのです。
スポーツは勝ち負けがはっきり出ますので、成長がはっきりわかるのがいい。何もしていない人は、著者のテニススクールに参加してみてはどうでしょうか。中山さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・企業のコンサルタントをするときに、会議の様子をビデオで撮影して見ることがありますが、自分が話す姿を見て、「あんなに一方的に話していたのか?」とか、・・自分の自己イメージとのギャップに気づいて驚く人が多いようです(p90)
・「こんな上司ではモチベーションが上がらない」・・と言っているのは「私は悪条件に対応できない」と自分で認めているようなものです(p93)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
目次
第1章 スポーツにはいろいろな効果がある
第2章 スポーツで身につく大切なこ
第3章 感動と一緒にスポーツから大切なことを学ぶ
著者経歴
中山 和義(なかやま かずよし)・・・1966年生まれ。ヨネックス勤務。退社後、親の経営する緑ヶ丘ローンテニスクラブの経営に参加し、赤字テニスクラブを業界トップクラスに育てる。
老人ホーム、学習塾を展開中。
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