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【書評】「本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術」成毛 眞

2014/11/11公開 更新
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本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)


【私の評価】★★★☆☆(79点)


要約と感想レビュー


書籍に学ぶ

元マイクロソフト社長の成毛さんの読書術です。数万冊の蔵書があるらしい。読んでいるのは、江戸時代の文化の本、最先端物理学の本、屋久島のコケの本とみごとにバラバラです。それが人間の幅を広げてくれるのです。


例えば著者は、マイクロソフト日本法人の社長になったとき、マキャベリの『君主論』の書いてあるとおり、「前の君主がやっていたこととは正反対のことをしろ」と前の社長と正反対のことをしていたという。


本を読むのであれば、あらゆるジャンルの本をバランスよく大量に読むべきだ(p70)

知識は喜びとなる

本を読んで知識のある人は、旅行に行ったら、「ここはあの本にあった戦いの地だ。」とか、歌舞伎に行ったら、「江戸時代はこうだった」と考えることができる。ちょっとした事前の勉強が、知的喜びを高めてくれるのです。


ただ景色を見るのと、そうした読書で得た知識を思い出すのとでは感じ方も変わるでしょう。そういえば、「奥の細道」でも松尾芭蕉は先人が旅をして詠んだ風景を見て感動しているのが印象的です。


江戸に関する本をよく読むのは、祇園で遊ぶときに便利だからである。舞妓さんと一緒に歌舞伎を観に行ったときに、「昔の舞台の暗さはどれぐらいだったか」「江戸時代の幕間弁当は何だったか」などという話をすれば、盛り上がるではないか(p47)

本嫌いの人とはつき合わない

本嫌いの人とはつき合わないほうがいいとまで言っています。テレビを見ていて、CMの間に本を読む。通勤も電車を利用せずに、タクシーを使って本を読んでいるという。タクシー代5000円で、ゆっくり本を読む時間を2時間確保したほが得だというのです。

ちなにみ私、本のソムリエは電車で1日1時間の読書です。


私も著者のように読書の幅を広げたいと思いました。まずは旅行に行く土地の本を読むといいのかも。これからの選書に影響があるかもしれませんので、乞うご期待。成毛 さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・人生は遊ぶためにあり、仕事も道楽の一つである(p45)


・私は、3カ月に1度くらい大型書店に足を運ぶ。ただし、2、3冊買うのではなく、「ここの棚の端から端まで全部」という感じて大人買いをしている(p117)


・本の情報を覚えておきたいなら、読んですぐに「この本のここが面白かった」と周りの人に話せばいい。(p129)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★★☆☆(79点)


目次


第1章 仕事も生活も劇的に変わる!―「速読」かつ「多読」の読書術
第2章 一生を楽しみつくす読書術―人生は、読書でもっともっと面白くなる!
第3章 「人生を楽しむ力」と「読書量」―忙しい人ほど本を読んでいる!
第4章 まずは「同時に3冊」から!―実践!「超並列」読書術
第5章 「理屈抜きで楽しめる」読書案内―私はこんな本を読んできた!
私がもっとも感化された本



著者経歴


成毛 眞(なるけ まこと)・・・1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。


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