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「部下を一人でも持ったとき読む本」小山 昇

2003/09/25公開 更新
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部下を一人でも持ったとき読む本


【私の評価】★★★★☆(83点)


要約と感想レビュー

えこひいき:計画性のない人の行動です


●部下は上司の行動に敏感です。


 だれと昼食に行った、
 だれがお気に入りだ、
 だれとツーカーだ。と、
 すぐに気づきます。


●日頃の行動を「えこひいき」と
 見られないためには、
 すべてを計画する必要があります。


 研修に行かせる人を計画する、
 対話する人を計画する、
 出張させる人を計画する、
 昼飯に誘う人を計画するなど。


 これこそマネジメントですね。


この本で私が共感した名言

・部下にとっては上司が会社です。


・教える:ちょっとレベルの上の人が教えます。新人には少し前に入社した人が教えます。上司は教えるのを見ています。教える人が一番勉強になる。レベルが違いすぎると、教えてもらうほうは理解できません。


・小さいことでもいいから、常にナンバーワンになっていく。・・小さなナンバーワンを重ねていくことが小さな会社が日本一になるためのコツです。


●著者の小山さんは株式会社武蔵野の社長です。
 小山さんを私は「「情報」で小さな会社も強くなる」
 という本を読んでから知っていました。


 実業を知っているだけあって、
 "非常識っぽいんだけれど実は本当"
 ということを知っている方だと思っています。


●この本は、武蔵野の早朝勉強会で使用している
 資料をまとめたものですが、
 私も会社の勉強会資料に
 参考にさせてもらおうと思っています。


 最後に「まえがき」から引用します。


・ぜひ、この本を読んで我が社の真似をしてください。真似は最高の創造です。真似を繰り返して、経験を積み重ねていくうちに、いつしかそれは、自分独自のものになるのです。


部下を一人でも持ったとき読む本
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小山 昇
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【私の評価】★★★★☆(83点)


著者経歴

 小山 昇(こやま のぼる)・・・1948年山梨県生まれ。東京経済大学を卒業し、日本サービスマーチャンダイザー株式会社(現在の株式会社武蔵野)に入社。一時期、独立して株式会社ベリーを経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰。1989年より社長に就任して現在に至る。2001年から同社の経営の仕組みを紹介する「経営サポート事業」を展開。全国各地で年間240回の講演・セミナーを開催している。1999年度「電子メッセージング協議会会長賞」、2001年度「経済産業大臣賞」、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選最優秀賞」を受賞。2000年、2010年には「日本経営品質賞」を受賞

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