「社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか」小山 昇

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社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか?

【私の評価】★★★★☆(86点)


■ベテラン社長が教える出世する
 管理職のあり方です。


 まず、基本的に管理職は
 イエスマンでかつスピード
 なければなりません。


 なぜなら、実務は管理職が指揮し、
 担当者が実行するからです。


・優秀な管理職とは、社長の決定を
 即座に実行に移す
人・・
 決定の欠点を見抜けるのが
 いい管理職ではありません・・
 とにかく素早く実行する人こそが
 優秀な管理職なのです(p22)


■そして、やれないくらいたくさんの
 指示を社長から受けたとしたら、
 実行する順序は、難しいものから


 ただし、それは上司にやらせます。
 なぜなら、最も難しいことに挑戦したら、
 それだけで仕事が回らなくなる可能性があるから。


 自分がやるのは、
 最も早く結果の出る
 最も簡単な仕事
です。


・どうすれば安請け合い病にかからずに、
 あなたの評価も下げずに済むのでしょうか・・
 案件が5つあったら、最も難しいものを上司に
 持ち込みます
・・次に、最も易しいものを
 あなた自身がやります。・・残り3件は・・
 正解は「放って置く」です。・・
 すべてを丸抱えして愚直にがんばるのは、
 管理職のあるべき姿ではありません(p55)


■多くの経験と失敗に裏打ちされた
 小山さんのアドバイスでした。


 最後の小山さんからのアドバイスは、
 「辞めます」と上司を脅す優秀な部下は、
 そのまま切ること。


 いくら優秀でも、つけあがり、
 反対勢力を作る可能性のある人は
 組織に不要なのです。


 小山さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・社員は何かにつけて「うちの社長はおかしい」・・
 「何を考えているのか分からない!」と嘆く・・
 理解できないに決まっています。
 社員は、社長になった経験がない(p25)


・環境整備をする真の狙いとは何でしょうか・・・
 私が最終的に目指したもの、
 それは全社員の心をそろえることです(p191)


・脅しで「辞めます」と言う・・・
 「そうですか。お疲れさまでした」で終わりです。
 慰留すればその人は以後完全につけあがり、
 やがて周囲を巻き込んで対抗勢力と化して
 社内を荒らすのを社長は知っている(p28)


・業績の上がらない会社は、例外なく
 ナンバーツーが勘違いをしています。
 社長の方針を守るどころか、それ以上の
 ことを勝手にやろうとしていたりする・・
 やがては徒党を組んで
 社長に反抗するようになります(p38)


・「部下の教育」とは何か。
 有り体に言えば、「部下を徹底的に働かせて、
 仕事のやり方を叩き込む
」ことです(p108)


・「○○をやりなさい」と具体的に指示し、
 そして本当にやったかどうかをチェックして、
 やっていなければ叱る・・・一般社員は
 「言われてもやらない」のが当たり前
なのです(p140)


・「仕事」を管理する上で重要なのが、
 あなたの部署の仕事を「見える化」することです。
 いつ、誰が、何を、どのようにしているのか、
 明日は何をすればいいのか。そういったことを、
 誰が見ても分かるようにしておく(p118)


社員教育は「質」より「量」・・
 「早朝勉強会」は、通算で950回を超えました。
 勉強会は5組に分かれているので、
 実際に行った延べ回数は4750回です(p143)


・新入社員はとにかく密着・・
 2人の先輩社員が、新卒・中途入社の社員に
 密着して現場で徹底的に仕事を教えます(p208)


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【私の評価】★★★★☆(86点)



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■目次

第1章 心構え編 社長の決定に不満があるなら会社を辞めよ
第2章 戦略編 変化を厭う管理職は必ず淘汰される
第3章 社員教育編 強制的に教育しなければ部下は永遠に成長しない
第4章 モチベーション編 自発的に仕事をする部下など存在しないと思え



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