「バリアバリュー 障害を価値に変える」垣内 俊哉

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バリアバリュー  障害を価値に変える

【私の評価】★★★★☆(87点)


■著者は生まれつき骨が折れやすい
 という障害を持ち、
 自らの足で歩けなくなりました。


 この運命に落胆しながらも、
 歩くための病院でのリハビリに
 打ち込みます。


 くじけそうになったとき、
 同じ病院の患者のおじさんから
 「人生はバネ」だと教えられました。


 今の蓄積が、後で役立つ
 ということなのでしょう。


・人生はバネなんだよ。今、君はしんどい時期だろう。
 顔を見たらわかる。それはバネがギュッと
 縮んでいる時期だということだ。
 いつかはわからない、すぐじゃないかもしれないけど、
 そのバネはいつかバシッと伸びる
 それを信じて、今を乗り越えなさい(p51)


■しかし、努力が
 報われるとは限りません。


 いくらリハビリをしても、
 歩けるようになることは
 ありませんでした。


 歩くために打ち込んできた著者は、
 そのエネルギーを起業に
 向けることにしました。


 大学に入学し、
 「バリアフリーの地図を作る」
 会社を起業。


 バリアフリーのコンサル、
 企業研修、資格ビジネスと
 事業は拡大していきました。


・「みんなの夢AWARD」で優勝した時も、結局、
 賞品2000万円は受け取りませんでした。・・
 協賛企業の方々には「私たちに必要なのは現金ではなく、
 雇用を作る2000万円の仕事です」と伝えました(p81)


■本のタイトルのバリアバリューとは、
 障害の"バリア"を、価値の"バリュー"に
 変えるということです。


 イラッときたら、その怒りを
 マイナスからプラスのエネルギーに
 変換することです。


 すべてのことを
 自分の人生のプラスに
 することが大事だと思いました。


 垣内さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「95%の怒り」をマイナスのエネルギー
 として溜め込んでおくか、あるいは
 ポジティブなエネルギーに変換するか。(p35)


・「世の中の失敗のほとんどは、
  準備不足が原因で起こる」
 と、私は考えています(p125)


・上手にホメるには、どうすれば
 いいのでしょうか?
 私の答えは、「人をよく観察する」(p150)


いつ、人生の終わりを迎えてもいいように、
 やりたいことはすぐにやる。
 思いを伝えることは先延ばしにしない。
 目の前のことを着実にやり切って、
 一日一日を生き抜くよう、
 いつも自分に言い聞かせています(p184)


・日本がもし100人の村だったら・・
 LGBT(女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、
 性同一性障害を含む性別越境者などの総称)8人・・
 障害者6人・・外国人1人(p90)


・点字ブロックを50年も前に世界で初めて開発し、
 敷設したのも日本です。今でも世界中で
 もっとも点字ブロックが普及しています。
 以前、海外からやって来た視覚障害者のある方が、
 「視覚障害者にとって日本は天国だ
 と言っていました(p170)


バリアバリュー  障害を価値に変える
垣内 俊哉
新潮社
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【私の評価】★★★★☆(87点)



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■目次

第1部 バリアがバリューに変わるまで
 第1章 自分のバリアに気づく
 第2章 バリアと向き合う
 第3章 バリアからバリューへ
第2部 バリアバリューの思考法
 第4章 隠れた価値を見つける
 第5章 価値を育てる7つの習慣
 第6章 価値を磨くコミュニケーション
第3部 バリアバリューから未来へ
 第7章 世界にバリアバリューを
おわりに――人生の幅は変えられる



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